ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

2009-05-03から1日間の記事一覧

森薫先生の対談・第三回目(最終回)まで公開と遊牧民族への関心

森薫さん、しおやてるこさん、笠井スイさんによる特別対談 第3回 とのことで、Fellows!公式サイトに出ていました。 遊牧民族に対する森薫先生の想いが語られています。 久我も間違っていたら、遊牧民族の研究をしていました。当時の興味対象は帝政ロシアか、…

1960〜70年代の使用人研究ブームは屋敷の荒廃と表裏一体か?

そもそも、なんでイブリン・ウォーの本を読んだかと言えば。 使用人の歴史を勉強がてら、ちょうど今、1960〜70年代にイギリスでなぜ使用人の資料本が数多く誕生したのか、外堀を埋めている最中です。ある方に、イブリン・ウォーの影響も若干あったのではない…

なぜ執事はデキャンタにワインを入れるのか?

イーヴリン・ウォー (現代英米文学セミナー双書 (19))作者: 小池滋出版社/メーカー: 山口書店発売日: 1983/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 最近の乱読具合はひどく、ここで取り上げている興味の幅が、どれだけ散在しているのか、と思…