ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

同人ノウハウ

出版社から出ることで同人誌はどう変わったか?

はじめに 『英国メイドの世界』へのAMAZONレビューでいただいた「平易で十全」や「今までにあった家事使用人研究のどの文献よりも読みやすい」と評価していただけたことは、自分にとって響くものでした。同人誌から品質を上げていく際、講談社BOX編集部と共…

同人活動の継続性を高める手段としての「利益」

「同人誌が儲かるか」については様々な議論がされ、まとめられてもいますし、毎年繰り返す話題です。 以下、儲けに関する議論や考察が整理されているサイトです。 9/5 同人誌は儲かるとか儲からないとか コミケは色んな人が色んな思惑持って集まってくる色ん…

同人誌1トンの印刷コストと向き合うリスクマネジメント

注意事項 このエントリは以下のエントリの続きとなります。事前に読まれているのを前提に書いておりますので、ご留意下さい。 同人誌1トンを刷った経緯と部数決定のプロセス はじめに これで「コミケカタログよりも分厚い1kgの同人誌」1,000部を刷った「1…

同人ノウハウへの反響と、今後の更新予定

同人誌1トンを刷った経緯と部数決定のプロセス 上記は久々に真剣に時間を費やして書いてみましたが、いろいろな方の反応がありました。これだけ多くの反響を得られたのは、まなめさんに取り上げられることで、多くの方に出会えたからです。(この波及効果も…

同人誌1トンを刷った経緯と部数決定のプロセス

以前ノウハウとして、倉庫を活用して1トン(1冊1キロを1,000冊)の同人誌を刷った話を書きました。印刷所の倉庫を活用し、大量の在庫を抱えても日常生活に影響を及ぼさない方法でした。 しかし、そもそもサービスがあったとしても、1,000部を頒布できる確…

コミケの週なので最後の準備を始める

というところで宅急便搬入の後は、提出物の準備が最後に来ます。事前に出来るものは事前にやっておくと、当日慌てないで済みます。以下に記すものは最低限です。 提出物 ・見本誌 コミケで頒布する新刊(正確にはこれまでコミケの準備会に提出していない頒布…

同人誌を1トン刷る〜印刷所を活用した同人活動

時間が出来たので、まとめてみました。 同人誌『英国メイドの世界』は去年八月に新刊の頒布を始めてから3ヶ月で完売しました。何部刷ったのかと聞かれることもありましたが、1冊1キロあるこの本を、初版で1000部刷りました。 合計、1トン(ダンボール50…

コミケのサークル視点の注意事項:搬入・搬出

サークル参加の際の注意事項をまとめてみました。一般参加の方には役に立ちませんが、裏側の姿ということで。 心構え 失敗を想定して、退路を確保しておくこと。 全体の数字を見ず、手にとって下さった読者の方を忘れずに。 マンレポ、読みましょう。 更新履…