ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。同人・出版活動の報告を含みます。

執事

「日本の執事ブーム」を解説する新刊『日本の執事イメージ史』を星海社から出版予定・告知

『日本の執事イメージ史 物語の主役になった執事と執事喫茶』 2018年8月24日刊行予定 タイトル通り、日本の創作(漫画、アニメなど)における「執事のイメージ」が、いつぐらいから変わり、現在の形にいたったのかを解説する『日本の執事イメージ史 物語の主…

執事の働き方・エピソード集『英国執事の流儀』パブーで販売開始

同人誌『英国執事の流儀』電子書籍版をパブーで販売開始しました。この本の電子書籍化は初めてです。 実在する英国執事7人を軸に、「どのように執事が管理職としてマネジメントを行ったのか」を紹介するガイド本・エピソード集です。同書は一冊で完結してお…

『英国執事の流儀』予定価格変更

まだ頒布前ですが、イベント頒布価格を600円→700円にしました。 原価計算諸々の都合です。 ご了承ください。

『英国執事の流儀』、とらのあな通販にて予約開始

http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0010/18/92/040010189237.html 早速、対応いただけましたのでご報告です。 コメントも画像もまだありませんが、詳細は新刊告知の夏コミ新刊『英国執事の流儀』をご覧下さい。 こちらも頒布開始後、見てこよう…

新刊『英国執事の流儀』刷り上りました!

サンライズパブリケーションが想定より1週間早く仕上げて下さいました。 紙になるとページ数を実感します。 自分で言うのもなんですが、これ、良い本に仕上がりました。 タイトルを思いついた時点で手ごたえを感じた本ですが、こうして実際に形になるまで不…

夏コミ新刊『英国執事の流儀』

熱い夏がやってきました。 今年の夏の新刊は、「執事」です。 仕様 タイトル:『英国執事の流儀 How the Butler Worked』 値段 :700円(※2009/08/08改定) サイズ :A5判 ページ数:148ページ(厚さ0.9cm) 頒布開始:2009/08/16(日) 西お16b イベント:…

気づいたら148ページ/9mmに。入稿日目前

原稿を書いていて、なかなか終わらないなぁと思っていたら、想定よりも増えていました。当初計画では84ページでしたが、124ページに増え、今日計算しなおしたら148ページとなりました。『英国メイドの世界』が572ページ、次いで『7巻 忠実な使用人』『8巻 …

メインパートはほぼ完了・イラストに添えるテキスト他

近日中にイラストやタイトル、目次を公開します。 これから台割を作りますが、ようやく台割を作るぐらいにリアリティのあるものに仕上がってきました。年2回同人誌を作っていますが、これで多分15冊目でしょうか。コミケに受かってから一度も新刊を落とさず…

どんな執事の挑戦でも受ける

今日の日記は突然消えるかもしれませんので、ご了承下さい。 夏の夜の夢かもしれません。(書いているのは朝ですが) 昨日、あんなことを書きましたのは「自分が取り揃えた7人の執事」を超える自分が知らない執事がいるのか、それはいないと思う、というテ…

最後は伝えたい気持ち

執事の資料を整理しながら同人誌の原稿を書いています。現代の仕事との重なりもあって、うまく重なるように作ろうとしたものの、そこに当てはまるエピソードを無理に当て込もうとして、なかなかいいものになっていませんでした。 で、いろいろとやっていくう…

夏コミ新刊と、目指す資料本のかたち

資料整理がてら、執事の本を作っています。 『MAID HACKS』的なエピソード集を志向していましたが、どうにも真面目すぎるというか、こんな組み合わせで作るやついないだろう的なものになりつつあります。 市場独占です。 元々の同人誌が、「メイド」を制服で…

若い家庭に勤めた執事の将来性と順応性

以前、何度か触れている、インドの王族やいろんな屋敷に勤めた不幸な執事の話をした際に、仮説として「執事は、子供がいる屋敷に仕えるのが良いのでは? 後継者がいれば主人の死で生活が激変する可能性も低く、後継者の資質を見る機会もある」と考察しました…

本日深夜『日の名残り』放送&執事関連情報

執事やメイドの映画や情報に枯渇していた頃の人間には、懐かしくも原点といえる映画です。 映画天国 「日の名残り」(日本テレビ:25:59〜28:00) 地上波は久しぶりでしょうか? 記憶にありません。『エマ』に登場する執事スティーブンスの名前の由来、とも…

もうひとつのキャリア〜お金の話が出来る執事

最近、新しく執事の手記を入手しました。1940年代に刊行されたようですが、これが今までの執事のイメージが変わるぐらいに視点が違います。彼は公爵家でフットマンも経験しましたし、最終的に執事に落ち着きましたが、その途中で重ねてきたキャリアは異色中…

なぜ執事はデキャンタにワインを入れるのか?

イーヴリン・ウォー (現代英米文学セミナー双書 (19))作者: 小池滋出版社/メーカー: 山口書店発売日: 1983/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 最近の乱読具合はひどく、ここで取り上げている興味の幅が、どれだけ散在しているのか、と思…

夏コミは『完結編準備号』と『執事名鑑』の予定

夏コミの同人誌は「完結編(使用人の終わりの時代)」のつもりでしたが、これまであまり20世紀以降の資料収集に注意を向けてこなかったので、何度も言っていますが、難しそうです。そこで、準備号にしようと思います。 だいたい骨格はイメージできているので…

最高の執事としての条件再び

過去に、幾つか、執事関係で考察をしました。 『日の名残』、或いは「上級使用人・執事」補遺 百年前の執事から学ぶマネジメント 考察自体は同人誌(総集編)の解説「執事」で完成させましたが、他にも再考の執事に必要な要件が必要だったのではないか、と思…

家族を持った執事の生涯

購入した本を読了しました。感想は後日書きますし、そのタイミングでタイトルも明かしますが、家族を持った執事の苦労が描かれています。とにかく、彼は経済的に苦労していました。 家族と生活することの難しさ 現代人が経済的理由で結婚できないのと同様、…

イギリス執事Arthur Inchとの「再会」

最近、新刊作業に向けて、各種資料を振り返っています。で、資料の中でそこそこ出てくる20世紀の執事に「Arthur Inch」がいます。彼の父もまた執事であり、父から「執事は大変だぞ」と言われても尚、執事を選び、執事として生きている(そう、最近まで現役だ…

執事の解説24,000文字=原稿用紙60枚、尚も増加中

バカです、はい。 どんだけ執事が好きなのかと。 久しぶりに資料本の解説に集中すると、バランスを見失うのです。引用する箇所と解説する箇所のバランスが著しく悪いと思われるので、今のテキスト量は、膨大です。正直に言えば、日本で二番目ぐらいに執事に…

メイドさんと執事などのリストアップ・200人超え

今回の夏の同人誌は使用人エピソード集を作ろうと決め、復習がてら、実在の使用人(執事・フットマン・メイドなど)の手記から、彼らの働いた屋敷と主人、そして同僚の名前をピックアップして、面白いエピソードを持つ使用人を百人、集めようと思い立ちまし…

百年前の執事から学ぶマネジメント

今回の隠し玉、というわけでもないですが、通勤時間はメイド(Lilian Westall)の手記を読んでいます。適当な長さなので気が向いたら、帝國メイド倶楽部向けに翻訳します。気が向いて、体力があれば、紙になります。コミティアしだいです。 執事の読解を進め…

20世紀初頭の執事に学ぶ

今週より、久我の中で「執事週間」が始まりました。執事資料をひたすら読んでいます。 映画・小説『日の名残』も執事としての仕事内容が豊富ですし、多くを学びましたが、あくまでもフィクションです。知識は断片的なもので、必ずしも「参考文献」としての要…

『日の名残』、或いは「上級使用人・執事」補遺

読み直すのは五度目ですが、味わいが違いました。去年の夏コミにて7巻『忠実な使用人』を作成したおかげで、今までに見落としていた、或いは真価に気づけなかった箇所に目が向きました。今までは正直なところ、書いてあったことの半分も理解していなかった…