ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。同人・出版活動の報告を含みます。

映画・ドラマ

ITV『Victoria』 2016年放送のヴィクトリア女王の最新ドラマ

Amazon UKからヴィクトリア女王の最新ドラマ『Victoria』が届いたので、1話目を視聴しました。 女王の頼るべき人 序盤は影響力争いというか、子供扱いして権限を残したい母親 Duchess of Kentと、そのKent家に取り入っているSir John Conroy、このふたりとの…

羽海野チカ先生がダウントンしない英国ドラマを紹介してみる

昨日からNHK総合で『ダウントン・アビー』シーズン4の放送が始まりました。私は先に寝てしまって、真夜中に目覚めてTwitterを見たのですが、『ハチミツとクローバー』や『3月のライオン』を描く漫画家・羽海野先生が以下のようなつぶやきをしていました。 お…

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 感想(ネタバレ:2回視聴の上で)

はじめに(ここはQのネタバレなし) 『新世紀エヴァンゲリオン』は自分にとって特別で、アニメから受けた影響が最も大きな作品です。1995年の放送時、19歳だった私は毎週欠かさず、それこそ放送があった水曜日を待ち望んでいましたし、その当時は普通だったV…

定番イギリス・クラシック映画が一挙放送・NHK-BS 2012年5月末〜6月上旬

NHKでイギリスを代表する、19〜20世紀前半を舞台とする映画を軸に、クラシック映画の上映が続きます。エリザベス女王の即位60周年とロンドンオリンピックのおかげでしょうか。なんだか1990〜2000年代前半を彷彿させるようなラインナップです。 NHK映画カレン…

『オリエント急行の殺人』と『英国メイドの世界』を一緒に読むと広がる楽しみ

私の英国メイド研究・屋敷研究の原典と言える、英国ドラマ『名探偵ポワロ』の新シリーズが昨日からNHKのBSプレミアムで02/06(月)から02/09(木)まで放送されています。 NHK公式サイト DVDも5月に出るみたいですね。 名探偵ポワロ ニュー・シーズン DVD-BO…

ダウントン・アビー 〜貴族とメイドと相続人 10/18放送開始

ということで、日本での放送が迫ってきましたね。スターチャンネルに加入しようと思って忘れていたので、結局、DVDでの再視聴を行う予定です。 ダウントン・アビー〜貴族とメイドと相続人 - スター・チャンネル ダウントン・アビー 〜貴族とメイドと相続人〜…

『コクリコ坂から』と家事使用人からの脱却を迎えた日本、ジブリ作品の家事描写についての雑感

先月に『コクリコ坂から』を見てきました。感想を書くのが遅れましたが、作品全体とても強烈な昭和ノスタルジーを感じて、ぎりぎり、昭和51年に生まれた(1976年)私にも懐かしさを伴うものでした。私の年齢ですと、黒電話や家にあったテレビのチャンネルを…

『シャーロック』『ハウスメイド』『謎解きはディナーのあとで』など

2011年夏・秋のメイド・執事・屋敷に関連する映画・ドラマにて、この夏〜秋の情報を少しまとめてみました。 『炎のランナー』に登場した貴族の青年がかなり良かったです。

『ダウントン・アビー』を見る前に読んでおきたいカントリーハウスと職場の解説

『Downton Abbey』(ダウントン・アビー)は「屋敷と使用人」の史上最高レベルの映像作品(2010/12/02)と、昨年に『ダウントン・アビー』の紹介をしましたが、つい先日から、検索での流入が増えています。そろそろ、テレビ(スターチャンネル)での放映が近…

『英国王のスピーチ』感想というより雑感

第二次大戦の際に国王だったジョージ6世を描いた作品です。主演は19世紀英国ドラマと相性がいいコリン・ファースということで、見に行こうと思っていたところ、アカデミー賞主要4部門受賞とのことで話題となりました。 感想を書き忘れていたのでざっくりとし…

『Downton Abbey』(ダウントン・アビー)は「屋敷と使用人」の史上最高レベルの映像作品

今年注目していた英国ドラマの一つ、『Downton Abbey』(ダウントン・アビー)のDVDをようやく見ました。11月は忙しかったのでDVDが手元に届いてから遅れに遅れましたが、エドワード朝を舞台にした本格的な屋敷ドラマということで、とても楽しみにしていまし…

ITV制作の『Downton Abbey』の雰囲気が素敵過ぎる

以前、今年は自分にとって大豊作の予感(2010/05/31)と題していくつか英国で放映予定のドラマをご紹介しました。最近、ファンサイト?で予告編の紹介がされていました。 http://www.downtonabbey.com/2010/09/12/downton-abbey-trailer/ 舞台はエドワード朝、…

『借りぐらしのアリエッティ』感想とスタジオジブリが描く「風景」

映画で描かれた「日本の洋館」 先日、スタジオジブリの『借りぐらしのアリエッティ』を見てきました。イギリスの児童文学作家メアリ・ノートンの作品ということからか、日本にアレンジされた物語の舞台となる「屋敷」は、日本的な建物とイギリス様式が若干混…

今年は自分にとって大豊作の予感

今年、絶対に見たい英国関連のドラマが3本あります。 ドラマ『Downton Abbey』 つい先日、Twitterでエリザベス・ギャスケル原作のBBCドラマ『North & South』の話があり、久我は工場の職工長(foreman)役で登場した、ブレンダン・コイル(Brendan Coyle)を…

『Upstairs Downstairs』の続編・今年放送

調べ物をしていたら遭遇しました。 Upstairs Downstairs to be revived by BBC http://www.bbc.co.uk/pressoffice/pressreleases/stories/2009/10_october/10/upstairs.shtml ドラマは舞台となった屋敷Eaton Place165から、最終回の日(設定では1930年)に出…

『THE YOUNG VICTORIA』(邦題:『ヴィクトリア女王 世紀の愛』)来週劇場公開:2009/10/24

『ヴィクトリア女王 世紀の愛』 http://victoria.gaga.ne.jp/ bunkamuraで上映との事。あの劇場はクラシカル系が多く、一時期、「劇場で見た後に予告編で見たクラシカル映画のチケットを買う」ループにはまっていました。最近では『ある公爵夫人の生涯』をや…

サラ・ウォーターズ『半身』(Affinity)DVD化&今年発表の新作主役はメイドの子供

「そろそろかなぁ」と思って検索してみたら、去年映像化されていたようです。早速買ってみたので、連休中にでも感想を書きます。 これで、サラ・ウォーターズの「ヴィクトリア朝(百合&お嬢様&メイド)三部作」は全部映像化されましたね。個人的には作品と…

『THE YOUNG VICTORIA』(邦題:『ヴィクトリア女王 世紀の愛』)を視聴する

AMAZON.CO.UKは注文が終わってから1週間以内に来るので、素晴らしいです。 100分程度の映像で、やや駆け足ですが、ヴィクトリア女王が即位する直前から、アルバート王子と結婚して共同統治的な役割分担するまでの間を描きました。 王宮が舞台なのでケンジン…

『ハリー・ポッターと謎のプリンス』

http://harrypotter.warnerbros.co.jp/site/mainsite/index.html ということで見に行って来ました。背が伸びてからまったくいいところがなかったドラコ・マルフォイに脚光が当たっていて、ちょっと嬉しかったです。 4作目まで劇場で見ていたのですが、前作…

本日深夜『日の名残り』放送&執事関連情報

執事やメイドの映画や情報に枯渇していた頃の人間には、懐かしくも原点といえる映画です。 映画天国 「日の名残り」(日本テレビ:25:59〜28:00) 地上波は久しぶりでしょうか? 記憶にありません。『エマ』に登場する執事スティーブンスの名前の由来、とも…

DVD『Lark Rise to Candleford: Series 2』視聴開始

間違って2セット買ってしまったこちらのDVDですが、ようやく視聴を開始しました。第一話はさておき、第二話はPost Officeで働くメイドが主役のようです。前シリーズのおばあちゃんメイド(代々仕える・口うるさい・態度がでかい)から代替わりしたメイドのM…

DVD『Lark Rise to Candleford: Series 2』到着するも2倍

結論から言えば、二度、予約をしたようです。AMAZONから発送を告げるメールが2通きて、慌てて確認したところ、2月と4月に発注が……どうしようかは検討中です。 原作は一部が翻訳されて出ています。 ラークライズ作者: フローラトンプソン,Flora Thompson,…

DVD『Lark Rise to Candleford: Series 2』の予約始まる

イギリスAMAZONで予約が始まっていました。 時間を作って第一期の感想も書かないと。確か、父子でメイドを奪い合った話しの感想で終わっています。 『Little Dorrit』もようやく見終わりましたので、こちらも近いうちに。14話もあるので長いと思いましたが、…

DVD『Young Victoria』近く発売の模様

ヴィクトリア女王の若い頃を扱ったドラマが今年出るようです。以前、ヴィクトリア女王とアルバート殿下のドラマを買いましたが、実はまだ見ていない…… Victoria & Albert [DVD] [Import]出版社/メーカー: A&E Home Video発売日: 2001/10/30メディア: DVDこの…

DVD『The Duchess』(邦題『ある公爵夫人の生涯』)の見どころ〜ロケ地

以前、AMAZONからのメールに誘われ、ふらっと訪問した際に買ったDVDが発売され、日本に届きました。この春に日本で『ある公爵夫人の生涯』と言うタイトルで上映されるみたいですね。 なので、ストーリーのネタバレになることは書かず、屋敷と使用人の観点で…

『THE TUDORS』〜ヘンリー8世の物語

今年はヘンリー八世の戴冠500周年らしく、英国政府観光庁のサイトで案内をしていました。 ヘンリー8世 戴冠500周年 そんなこともあってか、AMAZONをさまよっていたら見つけた、ヘンリー八世のドラマ『THE TUDORS』も購入する予定です。 エリザベス一世はよく…

『Lark Rise To Candleford』Series2&『Little Dorrit』

イギリスのBBCがまた熱くなっていました。 去年?今現在?、『Lark Rise To Candleford』のPart2があったようで、春先にPart2のDVDが発売されます。AMAZON.CO.UKで予約が始まっていました。 BBC公式『Lark Rise To Candleford』 BBCのiPlayer(英国内限定)…

イギリス版DVDを日本で視聴する方法

ようこそ、英国文学ドラマの世界へ。 趣味だと言っても、なかなか英国文学の話が通じない世の中が悲しいのですが、コメントに書き込みをいただきましたので、まとめてみました。 英語字幕が付いているか? これは運です。経験則ですが、最近(ここ数年)販売…

イギリスのコックの立身出世と波乱万丈の物語

以前にご紹介したドラマ『The Duchess of Duke Street』の視聴を再開しました。前回までの展開をだいぶ忘れていたので、最初から見直しています。今日は、第1シリーズ2話まで見終えました。 一流のコックを目指すLouisaは貴族の屋敷にてフランス人シェフの…

『The Duchess of Duke Street』

これまで「コックとして成功した女性」をほとんど知りませんでした。今日、参考資料の整理をしながら、所有するDVDの整理をしていました。そこには、以前買ったまま見ていなかった『The Duchess of Duke Street』と言うドラマシリーズがありました。 「何で…