ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

『げんしけん2』放送記念、というわけでもないですが母校の文化祭へ

大学時代の友人と出かけてきました。久我が通っていた頃はまだモノレールが無かったのですが、あれ便利ですね。とはいえ、今回は多摩動物公園まで電車で行き、そこから歩いて坂道を上り、大学まで行きました。



2階食堂の裏口から入ると、在学時代に何度も感じた「匂い」が漂ってきました。何の匂いかわからないのですが、十年経っても変わらない食堂の匂いなのかもしれません。で、1階では久しぶりのカレーを頼みました。そのカレー(270円)の安さもさることながら、カロリーは700以上。学生時代はチキンカツカレーが大好きでしたが、多分、1200kcalぐらいあったでしょうね。



でゆるゆると雑談しながら学内を歩き、サークル棟を眺めて、『げんしけん』で事件のあったモノレール(笹原妹がやってくる駅)に乗りました。学内を満たす人々が、自分より十歳以上若い、というのはもう年齢を感じますね。なかには受験生と思しき学生服の子たちもいて、自分にもあんな頃があったのだなぁと、懐かしくなりました。



高校の頃、受験予定だった中大の文化祭を見学に行ったものの、結局、近場のバッティングセンターで遊んでいた時間の方が長かったような。


カラオケ熱再び

そんなことがあってから、新宿に出て、カラオケをしてきました。最近は数年ぶりというか、学生時代に戻るような勢いでアニメを見ており、新しい曲がかなり増えています。前回、とあるサークルに参加したときは、普通の曲だけを歌いましたが、2000年以降の曲が10%に満たなかったのとは、対照的です。



今回は、共にボイトレ(社会人向け)に通っている仲間だったので、その辺りでも声の出し方を意識して、お互いに以前よりも伸びやかに歌えました。



カラオケ機種は有線のUGAでした。インタフェースがライバル機種に比べてどうかなぁと、物足りないかと思いきや、意外にマイナーな曲が入っており、楽しめました。『STRATOVARIUS』の『SPEED OF LIGHT』は今まで、他で見たことがありません。友人から教わった、数少ないメタルの知っている曲です。



今年5月に日本に来ていたみたいですね、公式サイトがありました。







こちらが『STRATOVARIUS』の『SPEED OF LIGHT』、前奏が泣けます。キーは高いですが、歌詞は意外と歌いやすく、リズムが取れて、初見でいけました。この疾走感、たまらんです。



とはいえ、主にアニソン(『銀魂』や『グレンラガン』『ハルヒ』など新しいものから、『六神合体ゴッドマーズ』EDなど古いアニメまで)でした、はい。アニソンのバックに流れる映像は、かなりひどいものでしたが。



その後はヨドバシカメラでCDを、紀伊国屋でコミックスを物色し、さらに東急ハンズコミティア委託用のビニールパッケージ(コミティアの委託は本をビニール袋で包装しないと引き受けてくれない)を買い、家に戻ってきた次第です。



戦利品は、コミックス『スチーム・ボーイ』です。


コミックス『スチーム・ボーイ』

いまさらかもしれませんし、原作の映画は正直ストーリーがひどいレベルでしたが、コミックスの作者は久我の好きな作家・衣谷遊さんなのです。



衣谷さんの絵は力があり、久我は角川書店から電撃が離脱したときに出会った『エンジェル・アーム』(移る前は『エンジェル・パラダイム』?)のイラストを、今でも覚えています。それ以降、今は違った意味で有名な中村うさぎさんの『JAJA姫武勇伝』や、電撃系のラノベイラストが多かったと思いますが、久しぶりにマンガを手に取る気がします。



まだざっと眺めただけですが、イラストの描きこみレベルは森薫先生に劣るものではありません。しかも巻末を見たら、今、連載をやっている様子。1巻が出ているとのこと。ちょっと得した気分です。



しかし、AMAZON評価はひどいですね。多分、大友作品ファンの方でしょう。久我は衣谷ファンなので、多分、違った評価をすると思います。原作の映画より主人公の絵が可愛らしく、映画でも少し出た隣の家の子「エマ」(なぜこの名前なのか)も、大活躍なようです。



面白いといいなぁ……



スチームボーイ 上 (マガジンZコミックス)

スチームボーイ 上 (マガジンZコミックス)

スチームボーイ 下 (2) (マガジンZコミックス)

スチームボーイ 下 (2) (マガジンZコミックス)


『ジャンプSQ』の『エンバーミング』に村上リコさん協力

村上リコさんのブログを見たら、フランケンシュタインはじめましたと題して、『ジャンプSQ』にて連載の始まった『エンバーミング』(『るろうに剣心』『武装錬金』の和月伸宏先生)に、資料や素材・ネタ提供などをしているとのことです。



エンバーミング』は確かどこかで読みきりとして描かれ、『武装錬金』十巻で、久我は読みました。あの中身では正直なところ、あまり「ヴィクトリア朝」っぽく作りこまれておりませんでしたが、フランケンシュタインの雰囲気や、和月先生らしい濃さがありました。



スプリンガルド』に刺激を受けたのか、今回の連載では小説家の方の解説や、こうした資料の裏打ちがあるようです。



まだ買っていないので、読んでみようかと。



ジャンプ SQ. (スクエア) 2007年 12月号 [雑誌]

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というか、AMAZONで買えるんですね。