思わず買ってしまったので、映画に続き感想を書きます。またしてもネタバレなので、映画を見ていない人や小説を読んでいない人はご注意下さい。
結論から言えば、映画あっての小説だと思います。映画であの映像美を見ず、新海監督の小説の文面だけから美しさを想像で広げていくのは、難しいと思います。(久我は先に映像を見てしまったので、あくまでも想像ですが)
「桜花抄」の美しさと、明里の元へ向かう貴樹の切迫感は、映像が圧倒的です。
ただ、小説版のエンディングで示された解釈は、納得できるものでしたし、ラストの手紙や香苗の描き方はよかったです。久我もシステム系の仕事しているので(貴樹ほどエンジニアとして優秀でもないですが)、描写された風景に親近感が(笑)
DVD買おうかなぁと思います。
- 作者: 新海誠
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2007/11/14
- メディア: ハードカバー
- 購入: 30人 クリック: 318回
- この商品を含むブログ (123件) を見る
続きを読む