ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

『秒速5センチメートル』

思わず買ってしまったので、映画に続き感想を書きます。またしてもネタバレなので、映画を見ていない人や小説を読んでいない人はご注意下さい。



結論から言えば、映画あっての小説だと思います。映画であの映像美を見ず、新海監督の小説の文面だけから美しさを想像で広げていくのは、難しいと思います。(久我は先に映像を見てしまったので、あくまでも想像ですが)



「桜花抄」の美しさと、明里の元へ向かう貴樹の切迫感は、映像が圧倒的です。



ただ、小説版のエンディングで示された解釈は、納得できるものでしたし、ラストの手紙や香苗の描き方はよかったです。久我もシステム系の仕事しているので(貴樹ほどエンジニアとして優秀でもないですが)、描写された風景に親近感が(笑)



DVD買おうかなぁと思います。



小説・秒速5センチメートル (ダ・ヴィンチブックス)

小説・秒速5センチメートル (ダ・ヴィンチブックス)
















































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