ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

地味に地味に資料整理終了

資料を読み込み、データに落とす作業が終了しました。この作業はいわばGoogleのINDEX化みたいなもので、久我が同人誌制作で行う手法のひとつです。忘れっぽいので本を適当に読み、必要な単語、重要そうなエピソードを軸にテキストに書き落とし、後で全部を見渡して、必要なところは丁寧に読み込む作業をしています。



こうすると情報の全体図や共通性、グルーピングの整理が出来るので、理解しやすく出来ます。頭から読むと、だいたい詰まってしまいますし、面白くないところもありますし、時間も限られていますから、これを覚えてからだいぶ楽になりました。



ぱっと見てエピソードのある人物が24人、データから伝えられそうなトピックが10程度と、原稿用紙20〜30枚程度を明日で仕上げようと思います。



また、今回のサブテーマであるArthur Munbyについてはこっそりと、しかし主役として取り上げます。今回の同人誌は、久我から彼に対しての墓碑のようなものかもしれません。友人と冗談で「Arthur本にしようか」なんて以前話してましたが、実際に出来てしまうとなると不思議なものです。あの資料見つけなければ、作れませんでした。



まだ作れてないですが!



頑張れ自分。



あ、今日のタイトルは日々の修練が大事と言う意味の言葉です。資料は物理的に量が多いので、一朝一夕では読み込めません。前者が重要です。その点で久我の同人活動は、何度も言いますが、「素振りを欠かさないこと」「時間を作ること」が大切です。時間をかけていいものが出来るとは限りませんが、ちゃんと時間をかけないとベストを目指せません。