ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

6巻05/23に発売/船戸明里先生サイトに制作ノウハウも

船戸明里先生のサイトにて、あんだろの6巻告知が出ていました。



Under the Rose 6―春の賛歌 (バーズコミックスデラックス)

Under the Rose 6―春の賛歌 (バーズコミックスデラックス)





これにあわせて1〜5巻の増刷もあるようです。



とても楽しみにしています。毎年コンスタントに出て、いいですね。もはや永野護先生の作品は忘却の彼方です……



それ以外にブログでは、6巻制作や自身のコミックス制作環境に関する詳細なエントリもあがっていました。本物のノウハウなので、実際にウェブなりソフトなりでコミックスを制作している方にとって、参考になりそうなものです。



6巻作業で使ったもの〜あれこれ。(めもちょう/船戸明里先生のブログ)


きっしーさんの小説『イスノキオーバーロード』発売

イスノキオーバーロード (一迅社文庫)

イスノキオーバーロード (一迅社文庫)





あんだろの発売よりも前の05/20に、メイドジャンルの同人誌制作を通じて知己を得たきっしーさん(貴島吉志さん)の小説が発売されます。これまでにゲームのシナリオなども手がけられていましたが、メイドスキーを貫き、自分の世界観を構築しての大きな一歩を踏み出されました。



おめでとうございます!



メイド同人作家にきっしーさんが声をかけて作られた同人誌『M.O.E.』(MAID OF EXPRESS/2005年)で知り合い、ベニー松山さんが大好きと言う共通項もあります。その『M.O.E.』はもみじ真魚さん、のわきねいさんと、当時アマチュアだった方からプロが出ていますので、きっしーさんの眼鏡は相当なものです。



久我はあの企画で場を同じくしたおかげで、これまでに同人誌にてご参加いただいているのわきさん、GENSHIさん、そして神奈江さんとも知り合えました。



何はともあれ、楽しみにしています!



小説が出ますョ(墓地の門/きっシーさんのブログ)



前にも書きましたが、自分の周囲で環境が劇的に変わっていく人が増えています。すべてに共通するのは目標に向かって長い間、努力を「し続けた」方です。年代も違うはずなのに、その結果が出る時期が重なっているのは、不思議に思えます。



ほんのわずかな縁で直接の面識は無いのですが、サラ・ウォーターズ/ヴィクトリア朝経由で久我の同人誌を知り、以前から買って下さっている方も賞を受賞して、今年の秋に出版があるとのことです。



第十九回鮎川哲也賞の受賞作に選ばれました



今年は大転換期です、自分にとっても。