ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

『Under The Rose』2巻

時差ぼけになる暇も無く、早速昨日は午前様でした。今日は比較的早く帰って来れたので、本屋さんで『Under The Rose』2巻を購入しました。絵が綺麗で背景描写も巧く、何しろ女の子の表情が可愛らしく、好きな作品です。



ヴィクトリア朝の貴族の屋敷に、「愛人」の子供たちが引き取られる。そこで繰り広げられる愛憎劇、人間模様はヴィクトリア朝・貴族というイメージの持つ「淀み」があります。使用人も丁寧に描かれていますし、今回の表紙は「ガヴァネス」、目の付け所が違います。感情の起伏はある種、『嵐が丘』的というか、少女マンガ的というか、いい意味で激しさがあります。『嵐が丘』の感情表現は別に好きではないのですが。



Under the Rose (2) 春の賛歌



久しぶりに好きな感じのメイドさん(新キャラ)が出てきて、自分の中でのランキングが変わりそうです。(まだ作品の中では名前が出ていない?) あぁいう地味で健気で三つ編みの子に弱いですね。



謎めいた展開が続いて、今後がまだまだ楽しみです。



自分の同人活動も、そろそろ再開しないとまずいです……