ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

総集編のタイミングを模索中

そろそろ種類が増えすぎました。最初の1巻も発行は2001年と時間の経過があります。内容的にも当時は和書だけに依存していたので、現在の視点で見ると書き足せること、書き直したいことが増えています。しかし、シリーズで新刊を出し続ける以上、新刊補充を続けているのが現在です。



そうしたシステムに限界が来たというか、そもそもそこまで売れることを想定していなかったので、抜本的に方針を転換する必要に迫られました。そこで、まず総集編をどのような形で出すか、いつ出すのかを決め、新規に買う方が、「今の本を買うか」「総集編を待つか」の判断を出来るように、1月中に指針を示したいと思います。



その第一弾としてですが、外伝の1巻・2巻は今後、そのままの形での再版を一切行いません。どちらも在庫が無くなり次第、終了します。これが総集編に含まれるとしたら、四年か五年先の話になります。



また、在庫が無くなった3巻の再版は在庫リスクとコストを考え、B5からA5版にします。3巻は108P、2巻二冊分の厚さで非常に重く、持ち運びも困難でした。判を変更することでこうした諸問題を解決します。今までは大量に刷っていたのでコストを抑えられましたので、値段については検討中です。



なるべく不公平感が出ないように、友人に相談しつつ、バランスを取ります。本当に、ここまで創作少年・メイドジャンルが広がっていくとは思ってもいませんでしたし、その流れに自分が乗るとも思っていませんでした。いまだ、底が見えません……