ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

コミケの次はコミティアに

8月末に、創作同人誌オンリーのコミティアに直接参加するつもりです。コミティアはパロや原作ものの同人誌が許されず、オリジナルの創作のみ、という非常にストイックな同人誌即売会です。



コミケで新刊以外の在庫が払底するおそれもあるので、確実に持っていけるのは新刊だけですが、今回は気持ちが違います。リベンジです。



去年2004年2月、直前の冬コミケでの勢いに乗ってコミティアに臨みましたが、アムリッツァ並みの大敗を喫しました。と言っても大敗はコミティアの責任ではなく、単純に久我の戦略ミスです。場の雰囲気や小説ジャンルの流れを知らず、戦場を未見のまま参加し、当時のコミケ感覚のまま4種類400部を持ち込み、320部が残る:総艦艇の8割が壊滅、という事態を招きました。



実力不足は当然のことながら、「ユーザー層は違う」「お前の力ではない、コミケと言う場・創作少年・メイドジャンルの力なのだ!(=地形効果を失う)」「小説系は読まれにくい・人が通らない」という体験もしたので、今回は控えめな数字で、高望みせず、謙虚に参加してきます。



部数を離れた話では、「生の力」が試される場として、緊張感があって好きです。委託参加を含めて、コミケに来ない人などとの接点も持てますし、読者が足を運びやすいイベントです。全員が忙しすぎるコミケと違い、読者の方と距離が近いイベントでもあります。



コミケまであと3週間。来週に新刊が届くまで、しばらくのんびりしようと思います。