ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

コミティア73レポート(サークル側)

本日は比較的涼しく、ジャケット着用で臨んできました。コミティアは前回の直接参加、2004/02の経験から、文章系にとって重要なことを、学んでいます。



コミティアは「創作」ではあるが、「マンガ」>>>>「文章」(マンガ以外)

・故に、余程の実力が無い限り、文章系は難しい。

・「非マンガ」という理由で、「人が通らない」率は高い。

サークルカットの情報は大きい。

→次回はきちんとした「メイドさん画像を使う」

・人が通らなければ、読まれない。

・大きなポスターは有効。

→次回はきちんとしたポスターを用意する。

・但し、大きなポスターでは「内容に興味ない人も来る可能性」がある。

・逆に目立たなくても手に取ってくれる場合はアクション率が高い。

・作った意図の説明は、比較的、手にとって下さった方に伝わりやすい。



4時間半で総接触数40〜50人でしょうか。時間・精神的に厳しいところです。何か風でも吹かない限り(コミティアの場合はカタログ掲載ですね)、このままでしょう。自力で風を吹かせるには同人イベントに出ず、修行・投稿するべきです。



と言う感じなので、次回参加は、直接か委託かで検討中です。



とはいえ、つい忘れてしまうのですが、初めて売り子になった時は、自分の同人誌を見て下さる方、笑顔になる方がいるだけで幸せでした。わかりやすい売り上げや訪問人数の「記録」を見てしまいがちですが、「記憶に残る、読者の方の表情との出会い」は、同人イベントだけのもので、得がたい時間です。



どれだけの笑顔を、感情を、言葉に出なかった表情を、自分が見落としているのか、忘れているのか、感想を求める前にそれを反省しないといけないです。初めてスペースに立った時の感動、本が売れた時の感動、失っています。



足を運んで下さった方の7割近くは全冊買い(6冊:1巻は現状絶版)でしたので、イベントに出ることで新規の読者に接触する機会は高くなり、それは久我の好きな世界を、ヴィクトリア朝という世界を共有できる「仲間」を増やすことに繋がります。コミケで忙しくて、と言う人も来て下さいました。



とらのあな」通販も好評で、既に3〜5巻全体でかなりの冊数が無くなっています。表情は見えませんが、こちらの方々には「中身を見ないで」買っていただいている分、費用に見合った満足を返せていたら、そしてそれ以上の「驚き」を返せていたら、と願っています。



今回は友人の手助けを得ずに個人参加してきました。原点回帰、活動の見つめ直しは、達成できたかもしれません。次回コミティア、やはり直接参加で、行きましょう。