ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

投了図までの道筋

5巻制作から1ヶ月が過ぎ、旅行(英国は準備足りない・無理っぽいので近場)準備の為に、真面目に設計図を書くことにしました。前からアウトラインそのものは定期的に書いていたんですが、本当に終わりまで書いたのは初めてで、「あと2冊で終わる」という実感が湧きました。



6巻、何ページになるって話です。



侯爵ジョアンの話は進むのでしょうか? そっちについてはどうしようかと思いつつ、設計図を書くよりも、一気に全部小説として書いてしまった方が楽なのかもしれません。



ということで、残り2冊。多分、冬と来年の夏で書き終えられるでしょう。完結したら800ページぐらいになるんでしょうか。




☆6巻『使用人として、生きて』 男性使用人編+使用人編まとめ
■第九章 使用人として、生きて
 ・カントリーハウスの使用人:保留
 ・階下の人間模様:
 ・主人階級との関わり:最重要

■第十章 恋愛と結婚
 ・禁じられた恋愛
 ・恋人との出会い
 ・階級を超えた恋
 ・妊娠
 ・結婚した人々
 ・実在と物語のメイドさん

■第十一章 男性使用人
 ・歴史と経緯
 ・見習いから
 ・フットマン
 ・御者
 ・馬丁
 ・ガーデナー
 ・ゲームキーパー
 ・そのほか一括りで男性使用人。


☆7巻『タイトル未定』
■第十二章 使用人としての生活の終わり
 ・引退:貯金
 ・将来:年金、保証について

■第十三章 使用人世界の終わり
 ・主人階級の変化と、使用人環境
 ・第一次世界大戦メイドさん
 ・第一次大戦後の世界
 ・使用人世界の衰退〜第二次世界大戦


■第十四章 今に続く、使用人
 ・貴族の世界の終わり
 ・戦後、使用人たち
 ・生き残った貴族
 ・1970年
 ・現代も語り継がれる世界
 ・英書の解説

■最終章 終わりに
 ・ゲストを招きたい……です。

こんな感じなので、あと1〜2年ぐらいはお付き合いください。