ちゃんとレビュー書いていないですが、エリザベス・ギャスケル&BBCのドラマ『NORTH & South』は個人的にものすごくオススメです。BBCが作った『高慢と偏見』に並ぶ、との言葉は大げさかもしれませんが、ヒロインの相手役となる若き工場主がもうすさまじいです。
初登場で、タバコを隠れて吸った労働者をいきなり馬乗りになって殴りつける工場主。その姿をヒロインに目撃されてから始まる激動の恋物語と、書いていて伝わるかわからない不思議な魅力があります。
というのはさておき、この映画はタイトルにあるように「北と南」をテーマとしています。ほとんどの映画が「華やかなロンドン」「緑豊かなカントリーハウス」(南、に限ってないですが便宜上)を描くのに対して、「寒々しい工業地帯」「緑が無い、煙に覆われた街」である「NORTH」を舞台にしていて、非常に新鮮です。
DVD『NORTH & South』
BBC公式『NORTH & South』
久我が過去に描いた短編『煙立つ街、丘の上で』はこの映画のワンシーンから構図を貰っています。
よくわからないブログになりましたが、『Cranford Chronicles』をチェックします。