軽く『Under the Rose』を読み直しましたが、ローズの存在に二度感動です。というかこれ、すごいなぁ……『Under the Rose』は「貴族メイン」の話として読んでいましたが、『Honey Rose』と組み合わさり、ローズの物語が急速に広がります。(だから「under」で「honey」なrose?)
確かに、4巻のローズのキャラの異質さ、普通は描けない圧倒的な存在感は素晴らしいものでしたが、こう繋がってくるんですかと。
点と点が繋がっていくその様子、『Under the Rose』は「メイドの物語」「貴族とメイドの関わり」というテーマであっても、日本最高レベルと評価していいのではないでしょうか?
惚れ直すどころかもう、抜け出せません(笑)
本当に、船戸明里さんのストーリーテリング、人物描写には圧倒されます。フィオナと現在の伯爵が出会う今後の展開、ものすごい楽しみですね。
久しぶりに「物語の完成度」の高さに、感動しました。
隠れていましたが、メイド(に抱かれる幻想としての物語)の本質、ここにあります。すごい、イギリスで実写映画化して欲しい作品です。
前に、「最高のメイド映画は存在しない」と書きましたが、映像化したら、間違いなく最高の映画になると思います。
人間が、生きています。
その繋がりが、ただ美しい。
Under the Rose (4) 春の賛歌 (バースコミックスデラックス)
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Under the Rose 5―春の賛歌 (バーズコミックスデラックス)
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↑:5巻は延期されています。