ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

ベストを知るが故に苦しむ

近所に見つけてしまいました、カラオケボックスを。



今日、調子が悪かったので行って来ました。声を出すことが健康や精神的なバランスに影響していると思うので、これは自分にとってはジムに通うようなものです。今日もマイク使わず(というか、今日はマイクが壊れていたのですが)、発散してきました。



ボイトレの効果で、身体がだいぶ鳴るようになっています。全身で歌う、と言う感覚が掴めて来ました。声を響かせて綺麗に歌うには、曲を選ばなければいけないのも認識しましたし、喉が温まる(声が出るようになる)まで30〜40分ぐらいかかるのも悟りました。



逆に困ったこともあります。最高の状態を知ってしまったがゆえに、それが出来ないとストレスになるのです。身体のメンテナンスを怠ると声の出が悪く、自分がベストだと思う境地に程遠く、空回りして、心地が悪いのです。



先週、友人と一緒にカラオケに行きましたが、その状況に陥ってしまい、気を使わせてしまいました。あほみたいな話ですが、誰かとカラオケに行き、最初から本気で歌うには、前日や当日の1時間ぐらい前に現地入りして、声を温めないと駄目な感じです。



そういう極端なことをしないまでも、最初に入れる曲は低く、徐々に中域、高域へと歌う歌の種類を変えていくことを昔からやっていましたが、自分の思った音の高さを、最初から出せるようになりたいものです。



声は楽器のようなものですが、手入れが難しいですね。ただ大声で歌えばいいというものではなく(気持ちいいですが)、どのように綺麗に音を響かせていくかが、今の課題です。それでいうと、『CARPENTERS』や『BEATLES』などの昔の歌、それに唱歌はとっても音を乗せやすく、今の重点領域です。時代に逆行しています。