ようこそ、英国文学ドラマの世界へ。
趣味だと言っても、なかなか英国文学の話が通じない世の中が悲しいのですが、コメントに書き込みをいただきましたので、まとめてみました。
英語字幕が付いているか?
これは運です。経験則ですが、最近(ここ数年)販売されているものや、海外展開する実力のある作品(日本で映画が上映しているようなもの:『Miss Potter』や『日の名残』やIvory監督の作品など)は、字幕率が高いです。
個人的にいつも「字幕が無くて困っている」のは、「1970〜80年代」に制作された英国のテレビドラマシリーズです。値段が安いのは嬉しいのですが、そもそも「海外展開する可能性が低い」「ニッチであり、需要も少ない」「シリーズの本数が多い」など、多様な要素が重なっていると、「字幕をつけるコストもかけられない」のではないかと。
今回、BBCと言われているものが比較的最近作られているものならば、かなりの確率(よほどのことが無い限り)、字幕はある、と思われて大丈夫だと思います。
久我もヒアリングの点では字幕無しではきついですが、1970年代のドラマは台詞が非常に速く、もはや修行のレベルです。そういうときはもう達観して浴びるように見ます。映像と表情、演技で大体ストーリーがわかるのと、段々とその時代特有の言葉に慣れてきます。
DVDの仕様について
英国のDVDは日本のPCで再生可能
以前も書きましたが、英国は日本と同じDVD規格Region2です。しかし、日本のテレビと相性が合わず(再生形式が違う?)、たとえばPS2をテレビに繋いで再生することは出来ません。再生はパソコン付属のDVDで、パソコンの画面でならば可能です。
米国のDVDはRegion1なので無理
次にアメリカ版ですが、こちらはRegion1なので、通常は再生できません。Region1やRegionコードを問わずに再生可能なDVDプレイヤーは、楽天に出展しているお店などで入手可能です。しかし、もしも自宅のPCが2ドライブならば、片方をRegion1に設定することで、視聴可能になります。
が、こちらはPCに詳しくないならば、オススメしていません。
もしも英国版のみで間に合うならば(以前はアメリカ版が先に出ている印象がありましたが最近は新作も英国版で販売される速度が速いように思います)、単純にパソコンで再生するだけで済むので、楽です。設定変更も不要です。
以上、ご参考になれば幸いです。
補足
と言う話を書いてからネットで調べたところ(Googleが)、dvd-subtitles.com.と言うのを見つけました。
これ、素晴らしいですね。
字幕の有無や内容のレベルまで評価してくれています。
もっと早く知りたかったです。いっぱい失敗する前に(笑)