ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

連休中にオススメの上流階級・屋敷・メイドの映像作品3作

喜劇であれば、オスカー・ワイルド原作で華やかな雰囲気のアーネスト式プロポーズ(『真面目が肝要』)が最適です。コリン・ファースが非常にいい味を出していますし、個人的にはイギリスで最も好みなデザインの屋敷が様々に登場します。



ミステリ的・クリスティー的雰囲気であれば、1930年代を舞台にしたゴスフォード・パークがオススメです。こちらは使用人も主人公とした極めて珍しく、本格的な作品です。



もっと現実的な世界が見たい方には、エドワード朝の屋敷を舞台に、現代人が使用人の生活を体験するドキュメンタリーMANOR HOUSE(マナーハウス) 英國発 貴族とメイドの90日があります。相当濃いので、残り少ないGWを余計に少なくするかもしれませんが、屋敷の裏事情が分かる作品です。



アーネスト式プロポーズ [DVD]

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