出版の方は地道に進んでいます。書き直しが発生している分、校正の回数が増すと言うところやデザイン面での調整が増えています。『乙嫁語り』と同じ頃に出せたら良いなぁと夢想していたのが嘘みたいです。
まえがきもあとがきも、まだ全体ふがFIXしていないので動的な感じです。
毎日自分の作業を進めていますが、これが落ち着いたら、夏コミの準備に入ります。あと、夏と冬に向けた仕込みもいくつか。今頑張っておかないと、後が大変ですから。
とはいえ、日々、読書です。
適当なタイミングで出会うべき本に出会えている、というのが幸運ですし、今ならば理解できる本、鵜呑みにするのではなく、これまで培ってきた経験の中で「こう考えるけど、その考えを示している本はないか」と探して出会う、という感じです。
だいたい最初のきっかけは偶然で、偶然の連鎖があるわけですが、2年前(もう2年前に……)に『英国メイドの世界』を作っていた頃の自分とは、随分変わりました。同人活動同様に、時間は、基本的に自分の成長を意味します。なので、2年前の経験の上に作られる、そして編集の方や出版社の方の力を借りられる点で、本の完成度は2年前の自分を凌駕するものを目指します。
が、読者がそれを望んでいるかはまた難しいところですが、少なくとも、10年間は「作り直したいと思わない」ものを目指していますし、作り直す余地はきっと、10年後の自分が見つけているでしょう。
それにしても、2年前の自分より追い込まれていないんじゃないか、という気がしてきたので追い込みます。
[web拍手]ありがとうございます!
>06/03 05時
>06/05 21時 毎回楽しく拝読させて頂いています。資料として最適です。
このところ、レスポンスが悪くなってしまいましたが、なんとかやっておりますので、また良い資料を作れたらと思います。