ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

コミティア93・参加終了

先日の2010/08/29(日)、コミティア93に参加してきました。スペースまでご訪問いただきました皆様、誠にありがとうございます。



2週間前のコミケでは西館の配置でしたが、今回のコミティアも西館だったので夏コミの再現のようでしたが、コミケと違ってエアコンがしっかり効いており、場所的にも冷房があたる場所だったようで、汗をかく状況にならずに済みました。



コミティアはいつものんびりした雰囲気でしたが、コミケで訪問していただく方だけではなく、コミケではすれ違えない方々にもお会いできるので、今後も参加したいと思います。今回も、前回『英国執事の流儀』を買って面白かったので『MAID HACKS』を買ったと教えてくださった方や、ご友人の代理、新刊を布教用に複数買いなど、いろいろとエピソードをいただき、感謝しております。



中でも驚いたのが、サインを求められたことです。以前、一度だけ書いたことがありましたが、そうした立場ではないと気恥ずかしくて二度目はお断りしていました。しかし、出版も決まったことと何かの記念にしていただければと、今回書きました。



最初に書いたときは「英語、頑張ってください」との励ましが欲しいとメッセージ・リクエストをいただきましたが、思えば、あの機会も自分にとっては刺激となり、「人に頑張れといっておいて、自分は頑張っているか?」と、英会話教室に通うきっかけのひとつになりました。



いつもブログに書いていますが、同人誌を通じて情報を「伝えている」立場でありつつ、その感想が受け取った方の中で響いて感想という反響になって戻ってくることは、とても貴重な機会です。自分が「伝えて」から「受け手」となる逆転の構図になることから、多くを学んでいます。



そういうところが同人では大好きですし、自分の中のスタンダードとして、直接お会いする方を驚かせたい、面白い情報を伝えたいとの気持ちを今後も大切にしたいと思います。



最後に、スペースで私が不在につき回答できなかったことで、「同人誌にメイドの仕事スケジュールは含まれていますか?」との質問がありました。こちら、『英国メイドの世界』に職種別で掲載予定です。



そして今回のコミティアで最も大きな区切りは、ようやく「『英国メイドの世界』がいつ出ます」という話を、イベントでしなくて済む点です。昨年2009年08月の夏コミにて『英国メイドの世界』出版決定の発表以降、11月コミティア冬コミ、2月コミティア、水戸コミケ、5月コミティア、夏コミ、今回の8月コミティアと、「延期」ばかりを伝えてきましたが、その繰り返しがようやく終わりました。2010年09月末の校了、10月末発売に向けて、頑張っている状況です。



今年11月コミティア、12月コミケには申し込んでおり、当選していた際にはサークルスペースでお会いできれば、幸いです。



ところで、委託を含めた同人イベント参加回数をカウントしたところ、47回になりました。コミティアは21回(直接15回・委託6回)と最多ですが、直接参加ではまだコミケの16回が上回っておりますが、コミケコミティアの両方があってこそ、自分の同人活動は続いたと思います。コミティアは年4回開催で、2004年2月から参加なので今年8月までで27回の参加機会がありましたが、7回(2年分ぐらい)は不参加だったんですね。自分の活動ながら、こうして数字で振り返ると面白いものです。