ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

啓文堂書店三鷹店様にて関連書籍フェア


啓文堂書店三鷹店様にて、POPだけではなく、親和性が高い書籍と共に配置していただけていました。ありがとうございます! 嬉しくて泣きそうです。中央線や総武線沿線の方々は、是非、足をお運びください。エスカレーター周辺と人通りも多い配置です。






ヴィクトリア朝や近代イギリスなど関連書籍の中に配置されていて、とてもありがたいです。書籍の刊行後、様々な書店で見てきましたが、書店的にはジャンルをまたがった関連書籍・テーマが近い書籍と共に配置していただけると、本が孤立していないという雰囲気です。(コミックスコーナーにも有り)



来訪する方に私の本を見ていただければ一番嬉しいですが、まずは関連する書籍を見て、何か発見や気に入る本があれば、と思います。そういう意味で書店は発見はしやすいです。ある意味、新刊は「器のようなもの」です。一緒に置かれている日本の洋館を扱った書籍のチョイスは素晴らしいです。日本にも洋館はありますし、イギリスにもありますし、そのどちらも「訪問できる」ものです。



もしもまだ英国執事の物語『日の名残り』を未読でしたら、是非、この機会に。アンソニー・ホプキンス主演で知られた映画が有名ですが、原作者カズオ・イシグロの作品『わたしを離さないで』が来年映画化することもあって、要注目です。



アガサ・クリスティーの『スタイルズ荘の怪事件』も「館ミステリ」の王道です。『日の名残り』やNHKで『名探偵ポワロ』が放送していた時期をご存知の方には懐かしいとも思いますので、もう一度映画を見直す・小説を読み直す際、『英国メイドの世界』をお読みいただくと、その作品世界がより濃密に味わえるはずです。



なんとか、店舗での総合的な売り上げに貢献したいと思います。