ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

制服軸での1990年代のメイドブーム可視化を試行中

1月は仮説『日本のメイドブームの可視化(第1〜5期)』と題して1990年代〜2000年代のメイドブームを5期に分類し、第1期メイドブーム「日本のメイドさん」確立へ(1990年代)を書きました。



現在はその続きの第2期として、1990年代の日本で生じた制服・コスチュームブームの中で描かれたメイドイメージのテキストを書いているところです。あくまでも主体はカフェ・レストランの制服にあり、その中の派生としてメイドが含まれた、というところを再確認している感じです。



そして、こちらのトレンドの方が、世の中で受け入れられているものであり、一般的で分かりやすいものなのではないかと。



その作業の派生物として、[特集]同人におけるメイドブームの可視化(1990年代〜2000年代前半)を更新しました。1990年代後半からメイドにまつわる創作表現、そしてコスプレが、こうした場で加速していったように思われます。



書いている途中の感想をTwitterで呟いていたので、再掲しておきます。





メイド服はすべての違いを包み込み、というのでしょうか。