ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。同人・出版活動の報告を含みます。

『英国メイドにまつわる7つの話と展望』をパブーで公開・パブーの便利さは異常

明日ぐらいにまたコラムを書く予定ですが、現在、『英国メイドの世界』の電子書籍化を担当編集の方に相談しています。とはいえ、同人ほどのには電子書籍経験がないので、いろいろと経験を積もうと、最近機能向上を盛り込んだプロ版をリリースした『パブー』で、『英国メイドにまつわる7つの話と展望』を公開しました。



http://p.booklog.jp/book/20889



※この本は、DLSiteで既に公開し、42ダウンロードされています。


使いやすさが洗練されたパブー

DLSiteを検討したのと同時期にパブーも試してみたのですが、その当時は正直なところ、私には使い勝手が悪かったです。なぜならば同人誌原稿をPDF化しており、ツール上でいちいち画面上のテキスト入力フォームに入れるのは手間だからです。



代案として、PDFをJPG画像化するツールを使い、マンガのように入稿する方法も考えましたが、これも1ページずつ画像を指定しなければならず、面倒でしたし、画像化してしまうとテキスト選択やリンクが押せなくなってしまうデメリットもありました。



ところが、今年になって、まず画像ファイルを連番化してZIP化して入稿できるシステムが加わりました。さらに、直近でリリースされた有料のプロ版では、自分で作ったPDF(+epubも)ファイルを入稿し、ユーザーがダウンロードできるようになりました。



今回の私の場合は、「ウェブで読める」「試し読み設定を有効にする」ために、まずPDFを画像化したファイルをZIP入稿して、その上で元々のPDFをアップロードして、「ウェブで見る限りは画像だけど、ダウンロードすれば通常のPDFと同じ」環境にしてみました。



これは、便利です。



あと、プロ版の機能に、かつて竹熊健太郎さんが不正コピー問題の意外な解決策として紹介した「ダウンロードファイルへのユーザー情報の埋め込み」による不正コピー防止に似た、米光一成さん中心の電書部による「ファイルへのメールアドレス埋め込み」の施策が盛り込まれているのは、驚きでした。



余談ですが、星海社は「献本制度」を現在はPDFダウンロード方式で行い、尚且つ、ダウンロード者の名前がPDFに入るシステムを採用しています。これも試みとしては面白いですね。



とりあえず、次は『英国執事の流儀』を公開する予定です。