ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

同人版『英国メイドの世界』の巻頭カラー4ページイラスト・一部公開中

2008年の同人版『英国メイドの世界』で巻頭カラー4ページのイラストを描いて下さった神奈江淳さんが、同イラストの一部をTINAMIで公開されています。是非ご覧ください!



http://www.tinami.com/search/list?prof_id=26527



この連作では「夜」と「光」が描かれています。電気を使わず、蝋燭やランプといった炎、そして月の光で照らされた世界は、谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』的雰囲気にあふれています。明かりで照らされる世界が生まれると同時に、闇・影も生まれます。その陰影の描写にこだわって描かれた作品でもありますので、「ヴィクトリア朝的な夜・蝋燭・ランプの赤い炎・青白い月の光」を、鑑賞していただければと思います。



人気があるという、「若者・おっさん・犬」の組み合わせ連作・夜の風景2はこちらにて。