たかとらさんの『カフェー考現学』に関する呟きを拝見し、買ったまま積んでいた同書を斜め読み。プランタンとライオンへの言及を見て、外食産業の帝国を築いた"J.Lyons & Co"の本を未読だったのを思い出し、読書というループ。
2013-03-20 21:16:45 via web
銀座ライオンってどういう関係があったのかなと思ったところ、公式サイトで歴史を発見。 URL
2013-03-20 21:17:36 via web
(公式サイトより引用)"『ライオン』 の店名は1911(明治44)年、築地精養軒(上野精養軒の前身)が銀座4丁目の角に『カフェー・ライオン』を開店したときから続いているものです。"
2013-03-20 21:18:08 via web
(公式サイトより引用)"そもそもこの『カフェー・ライオン』は、イギリス・ロンドンのピカデリーサーカスの角で営業していたレストラン会館「ジョー・ライオンズ商会」の名にあやかったものです。"とのことで、"J.Lyons"から、"Lion"に変化している。
2013-03-20 21:19:23 via web
読書の方は途中なのだけど、ロンドンでタバコ産業で財を成す"Salmon & Gluckstein"の多様なビジネスのひとつとして、縁者のJoseph Lyonsの名を冠した会社が創業。この辺にも。 URL
2013-03-20 21:23:07 via web
当初のビジネス領域は博覧会。ロンドンの万国博覧会の動員数に見るように、博覧会は大きな商機。1886年のリバプールの展示で200万人、1887年のマンチェスターの展示で500万人近くの動員と、そこでのケータリング事業は大きなビジネスになったとのこと。
2013-03-20 21:26:07 via web
面白いのは、1891年にロンドンで「ヴェネツィア」を再現したイベントへの参画。アミューズメントパークのようなもので、パフォーマーは"歴史的に正しい"衣装を着ていたと。
2013-03-20 21:28:58 via web
サンマルコ広場の由緒あるカフェフロリアン(URL )のレプリカもあり、ヴェネツィアの衣装を着たウェイトレスによる給仕があったと。
2013-03-20 21:30:11 via web
ざっくりとした印象でしかないけど、メイド喫茶に連なる「メイド服的な制服を着たウェイトレスがいる」Lyonsのルーツのひとつにイベントでのケータリングがあり、さらにヴェネツィアのカフェの再現、コスプレ的な要素があったことは、とても面白い。
2013-03-20 21:34:45 via web
メイド喫茶のルーツとされる東京キャラクターショー1998、そこではフィクションであるゲーム世界のカフェが、現実に再現された。 URL その試みと、少し重なりを見いだせるかもしれない。
2013-03-20 21:38:23 via web
陸軍へのケータリングと言うのも、なんとも。それにしても大規模の人々に飲食を提供するのは貴族や大地主に見られたことだとすると、その運営を行った家事使用人のスキルは転用できるのだろう。ケータリング方面に進み、カフェを起業した執事Albert Thomasがいたっけ。
2013-03-20 21:55:31 via web