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ということで、早速購入してきました。感想はTwitterでのつぶやきからです。
今日は『シャーリー』の最新作も入手。森薫さんのメイド神ぶりを再確認し、あの揺るぎなさを見習いたいです。そして靴を磨くシャーリーの姿を見て最初は「靴」支店だったのですが、今は「大きな作業用エプロンのぶかぶかさ」、エプロンの多様性を引き出すその描写に、新しい魅力を感じました。
2014-05-17 22:57:42 via web
@kuga_spqr あ。「視点」が「支店に」……
2014-05-17 23:04:36 via web to @kuga_spqr
シャーリーが大きなエプロンをつける、大きな帽子を被る、大きな手袋を手に、というのは、やはり揺るぎ無いものですね。本当に、あの作品にはぎっしりと詰め込まれています。
2014-05-17 22:59:14 via web
姉が使っていたお下がりのメイド服で仕事にでる、ということもあったし、古着を買うという話もあったし、服のサイズの自由度は今よりも低かったから、それを思うと、どれほどのメイドが自分の身の丈にあった制服を着ていたのだろうか。※ヴィクトリア朝〜WW2までの話です。
2014-05-17 23:03:26 via web
本当に何度も今月の『シャーリー』を読み直していますが、一つ一つの仕草や描写がとても森薫さんですね。靴の着地の仕方の相違(つま先、かかと)、たくしあげ、袖捲り、手袋をつける、帽子をあごのところで結ぶ、机に肘をついて踵を見る角度、翻る、そして膝の上に両手を置くなど。
2014-05-17 23:08:19 via web
英国メイド研究という活動で、自分が数十万字以上書いて費やした14年間で、「シャーリー」ひとりの魅力に、いかほど追いつけているのかと(否、遥か遠くにありすぎる)自問自答させられもします。
2014-05-17 23:13:39 via web
『エマ』を書き終えた後、こうして不定期に『シャーリー』という作品が公開され続けることは、ファンにとってはとても有り難いものですね。一見シンプルに見える物語が、どれほど奥行きを増しているのか? 普通ならば題材にするのも難しいものが奥深く描かれる様に、成長し続ける姿を感じます。
2014-05-17 23:16:28 via web
懐かしいフレーズ、「だって書きたかったんだもーん」を思い出すなど。
2014-05-17 23:18:54 via web
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それにしても、20年後、30年後と、森薫さんが『シャーリー』を書き続けたとして、どのような作品になるのかと、ふと考える。その段階ではもはや、脱ぎ捨てられたエプロンや、窓際に置かれたキャップなど、人間の存在は不要となるか? 或いはメイドの片鱗すら登場せず、伝わる物語になるのか。
2014-05-17 23:24:24 via web
@kuga_spqr 「メイド服を来たメイド」というところは絶対に揺るがないとは思うものの、その先には何が広がっているのか、見てみたい。
2014-05-17 23:25:33 via web to @kuga_spqr
@kuga_spqr 創作者としての「軸」というのか、常にそのときの『シャーリー』を見れば、そのときの森薫さんが分かるというのか。マンガの世界にあって、そういう「作家」と「物語」の関係性をあまり見たことが無いですね。「好き」と生き方の一致、求道的在り方を感じずにいられません。
2014-05-17 23:29:16 via web to @kuga_spqr