ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

2004-08-01から1ヶ月間の記事一覧

コミティア一般参加

自分を見失いそうでした。最初はきちんとチェックしていたサークルさんの本を見よう!と思っていたのですが、カタログを読みながら歩くのが面倒で、「どうせだったら見れそうな本は全部見る」と意気込んで、あちこち歩き回りました。 結論としては、コミケの…

歓迎会

上京してきた後輩を出迎え、「カラオケ+飲み会+喫茶店」のフルコースで、学生時代に戻ったような気持ちになりました。自分にとってカラオケはある種、「全力で疾走する」とか「楽器でミス無く演奏を出来る」みたいなもので、ぎりぎりの感覚で歌えると気持…

『荊の城』

1巻途中まで読みかけていて、「メイドさんとして関わるうちに、その関係性の中にとらわれていくんだろうなぁ」と思っていましたし、『半身』で描写されたような「百合的」な内容になるだろうなとも考えていました。話の流れは非常に面白くもあり、残酷でも…

『A Country House at Work』

久々の日記です。コミケの後、戻ってきたダンボールに殺されそうになりつつ、「冬は新刊は作るけれど、既刊を刷らなくていいのかなぁ」と思っている久我です。仕事が忙しいにもかかわらず、土日を遊びまわっており、かなり駄目駄目な感じになりつつあります…

冬コミ〜コミケ67申し込み

冬コミの入金を済ませました。明日に申込書を送付して、あとは結果待ちになります。今回のサークルカットは無料配布本の裏表紙、幻の3巻・裏表紙から加工しました。それにしても、新刊の中で「絵師募集」の告知を書きましたが、果たして、「絵を描いている…

コミケ66購入物

前回のコミティアのサークルカットで見て「ほしいなぁ」と思っていたサークル・ノースノマドさんの『倫敦恋奇譚』上中を友人に買ってきてもらいました。綺麗な絵で、話のテンポもよく、ヴィクトリア朝ダイスキーな自分には楽しかったです。コミティアで下巻…

コミケ66後

友人と打ち上げをしたものの、久々に飲み会の途中で寝ました……おまけに、帰りの電車で友人と話していて、彼の言葉に話し返すと、友人の返事がありません。彼は眠っていました。みな疲れていました。今日も眠りが足りなく、朝起きるのが辛かったですが、それ…

コミケ66 3日目 参加 

コミケに向けて出発今起きましたが、思い切り雨が降っています。凍らせたドリンク、融けるでしょうか……手持ち搬入をほとんどゼロにしてよかったですが、帰りに濡れないようにするので、袋も調達せねば、というところでしょうか。 では、出発準備に取り掛かり…

コミケにおけるメイドジャンルの隆盛

『エマ』によるジャンル拡大、メイド喫茶の隆盛、NHK『名探偵ポワロとマープル』による後押しを考慮すると、今回が創作少年内のメイドさんジャンル・最大の時期かもしれません。前回、前々回と猫耳系との融合を除くと、だいたい84サークルぐらい(それでも巨…

コミケ準備

見つけた以上、訂正表を作らなければならず、朝から某所のキンコーズに行きました。空いてはいたものの、先日なのか当日なのか、苦戦を物語るように「漫画原稿のコピー」がゴミ箱に……店内の奥のカウンターには、忘れ物と思しき原稿まで置かれています。 ひと…

誤植ありました

哀しいことに、錯覚になりかけた誤植が、やはり存在しました。今日、先日読んでくれた別の有人から指摘を受けました。頒布時に訂正表を挟み込みますが、小説『リリィ』の一部で、登場人物のリリィとネリーを間違える箇所がありました……穴があったら入りたい…

コミケ66 1日目参加

コミケ前起床しました。サークル入場開始の7;30待ち合わせにあわせて、出発します。また帰ってきたらレポートを書くつもりです。晴れてよかったです。 コミケ終了今日は暑い中、委託で購入いただいた方、ありがとうございます。TRPGジャンルに来られる方は3…

のみ

会って、飲んでました。いろいろと楽しかったです。 明日というか、今日、コミケで委託をします。電源不要(TRPG)の、西や37aの「竹脇」です。既刊の1巻・2巻と、久我もいろいろと書いているロードス島やら、WIZやらの小説なんかもありまする。という感…

コミケ前、そわそわと

特に目立ったことも無く、明日一日を乗り切ろうというところまで来ました。最近は時間が経つのが早く、仕事が次から次へと重なる状態なのですが、だからこそ余計に、近づいてくるコミケが楽しみで仕方がありません。 なんというのか、文化祭の前みたいな心境…

スクワット

コミケでの売り子に備え、スクワットを開始しました。マンレポにもありますが、立ったり座ったりを繰り返すので、翌日は足の筋肉が痛くなります。今年はそうならないよう、柔軟を今からしっかり行い、毎日のスクワットで足の筋肉を使っておきます。手遅れか…

アニメ『名探偵ポワロとマープル』のポワロの時代の生活史は?

『名探偵ポワロとマープル』で時代考証をしているのは誰なのか、興味がありました。木村尚三郎さんという有名な東大名誉教授の人らしいのですが、AMAZONを見る限り、イギリスを専門にしているような著書が見当たりません。自分自身は『ポワロ』の時代に関し…

近況

お久しぶりです、久我です。かつてないほどに仕事が忙しく、「給与に反映してね」と思いながらも、馬車馬のように働いております。好きな仕事でやりがいがあるものの、趣味に使える時間が著しく減少しているので、時間の使い方を考え直さないといけません。…

短編小説1です

さて、前々から話していましたが、「コミケではきっと目を通してさえもらえないのでは?」と思っている、新刊の巻末から始まる短編集、その冒頭部分の掲載を始めます。2本のうち、1本目は「お嬢様とメイドさん」を描きたい、というシンプルな思考・構成で…

コミケ前の準備

ペーパーの作成も終了し、値段を載せたボードも今までに制作したものからの流用でなんとか終えました。あとは「少し大きなサイズでの印刷」「A5のブックカバー」「誤植訂正用紙」が残り作業です。なんだかんだで次から次へと増えて、土日の事務作業が大変で…

『VICTORIAN AND EDWARDIAN COUNTRY-HOUSE LIFE』

久々に買いました。『VICTORIAN AND EDWARDIAN COUNTRY-HOUSE LIFE』という、この2つの時代のカントリーハウスでの暮らしを撮影した写真集です。だいたい1ページに1枚当時の写真があり、暮らしや髪型、衣装は参考になるのではないかと。当時の写真を収蔵…

『荊の城』=メイドさん小説

サラ・ウォーターズの『荊の城』を読み始めました。ヴィクトリア朝の下層社会で窃盗・盗品売買を稼業とする人々のところで育てられた少女が主人公です。言葉遣いも乱暴、育ちも良くありません。そんな彼女が同じく、人を騙して生きていく『紳士』に持ちかけ…