2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧
今日、受付確認のメールが来ました。抽選の話は一切記載されておらず、申し込み段階では先着順だったんでしょうか? ひとまず、あとはスペース番号をお知らせします、という内容だったので、当選だと思います。 新刊は、さすがにそろそろ何かを出したいとこ…
国はロシアですが、「メイドと貴族の恋」という話がありました。詳しい感想はhttp://spqr.sakura.ne.jp/data/movie_other_j/resurrezione.shtmlに書いていますが、これはやや特殊なケースだとは思います。ものの本によるとトルストイは200人以上私生児がいた…
4巻では筆が走っていた森薫先生の勢いにつられて一気に読みましたが、今回は「描いていて本当に楽しいんだろうなぁ」と、自分の美しいと思うもの、描きたいものを描く、それが随所から伝わってきていました。 ヴィクトリア朝でも、メイドでも、それらが個々…
委託と言うとコミケットスペシャル4で、なぜか『SPQR』に、久我でも知っている同人ショップの営業の方がお見えになりました。委託をやってみたいと思うものの、なかなか難しいところです。特に今は『エマ』効果で、売れる可能性は比較的高いと思いますが、…
久我が誘っていただいた同人誌、『M.O.E.』が再版するそうです。詳しくはオフィシャルをご覧下さい。『帝國メイド倶楽部』(05/03)→『コミティア』(05/05)の後に、書店委託もあるようです。
二度ほど、読み直しました。 第一に思うのは、「ヴィクトリア朝の再現に強くこだわる」ことが、「本末転倒」ではないか、ということです。過去に『梟の城』を原作とした映画がありましたが、「オリンピック級の身体能力を持つ忍者が、駆使する忍術」のリアリ…
ひとまず、申し込みしました。最終申し込みの時期なので、場合によっては落選があります。時節柄、『エマ』関連で、参加サークルが多そうな気もしますので、当選については楽観出来ません、というほどに参加したことが無いので、当選率はよくわからないので…
昨日ちょろっと見ましたが、ヒロインの女性(キャメロン・ディアス)がメイドの格好をして屋敷に忍び込み、貴重品を盗む、という描写がありました。国はアメリカ、南北戦争の頃ですが、確かにメイド姿でした。『サハラに舞う羽根』よりも出現時間は長かった…
今日のクリスティ紀行は、カントリーハウス『ソルトラム』を題材としました。カントリーハウスの内装の色彩や模様に、ロバート・アダムの様式が出ています。キッチンの描写などもあり、ビデオに撮っておくべきでした。 詳しくこのカントリーハウスを知りたい…
結論から言うと、今の時点では、合いませんでした。 描写は素晴らしいですが、衒学的というのか、知識と時代考証を強く出し、微細に描かれた世界が「これって『エマ』なの?」と、違和感が強いです。知識はあくまでも道具であるべきで、風景の中に織り交ぜら…
本日はお越しいただき、誠にありがとうございました。 「落選サークル無し」という状況から、「人気無いのかなぁ」と思っていたものの、意外と大手のサークルが参加していたり、企画ものがあったり、或いはコミケ・ブランドの効果なのか、想定したよりも遥か…
もう少ししたら、第二部のサークル入場に向けて出発します。三連休は結局ずっと出ずっぱり、6割は仕事という結果です。忙しいのはいいことだと思いつつも、どこかでまとまった休みを確保しなければ。 空気はとても冷たいですが、日本晴れのようなので、いい…
久しぶりに、佐久間レイさんの名前を見ました。『らんま1/2』のシャンプーや、外国の女の子役でかなり出ていた人だったかと。『スリーピングマーダー』は如何にもな探偵小説らしく、その上で、事件の目撃者だったかもしれない、そうした記憶探しの要素もあり…
仕事継続中です。時期的に、いちばん忙しい時期……第二部の参加でよかったです。人数が読めないので、持ち込み部数は少なめです。
注:この文章は2003/11/26の日記を再編集したものです。 『エマ』3巻と、『ヴィクトリアン・ガイド』を読みました。ガイドはコミックスと同じ大きさだったので、少し意外でしたが、書店売りのスペースを考えると、妥当ですね。 一部の構成は、以前日記で予…
久我がメイドジャンルに存在したことに意味があるならば、この『MANOR HOUSE』を紹介したことで、その役割を全うしたと言えるかも知れません。 空前絶後、これ以上に面白い映像資料が存在するのかと言えるほど、メイドや屋敷に関心を持つ人ならば、随喜の涙…
『RISE AND FALL OF THE VICROAIN SERVANT』という名著がありますが、その双璧として位置づけられるのが、同書です。珍しいことに、この手の本としては参考資料が少ないです。逆にこの本を参考にした本は数多いです。それだけ、この本にしかない情報を数多く…
隠しネタ、多分本邦初です。 音楽にはそれほど詳しくありませんが、イギリスの有名な音楽家の一人といえば、ヘンデルがいます。ヘンデルその人は1759年に逝去しており、ヴィクトリア朝には関係ありませんが、彼が作曲した『メサイア』に、メイドさんにまつわ…
折角ヴィクトリア朝の生活に関心を持ったのですから、当時の人たちがどんな絵を見ていたのか、どんな画家たちがいたのかを学ぶことで、趣味は広がります。絵画にそれほど興味の無かった久我ですが、この本で当時の絵画、描かれた人々に深い関心を抱きました…
1930年代のイギリス貴族の屋敷で生じた殺人事件を物語の中心としていますが、本質は人物描写にあります。屋敷の主人である『階段の上』と、彼らに仕える『階段の下』を巧みに描いた、異色作です。 華やかでいわくありげな上流階級の人々が主役になりがちです…
イギリスの大作家トマス・ハーディの小説として有名なのは、『エマ ヴィクトリアンガイド』でも取り上げられている『テス』ですが、至高のメイドさん小説ならば、この『我が子ゆえに』(原題:The Son's Veto)を推薦します。 主人公はメイドのソフィ。彼女…
アガサ・クリスティは世界的な大作家として知られていますが、彼女がヴィクトリア朝末期の時代に生まれ、その雰囲気を味わっていることは日本ではあまり有名ではありません。 『名探偵ポワロ』や『ミス・マープル』には数多く、メイドさんや執事といった使用…
2004年に『このミステリーがすごい!』「海外作家」で1位を受賞した作品です。筆者のサラ・ウォーターズは前作『半身』でも、2003年の同賞1位を受賞しました。今、日本で最も注目を集める作家のひとりです。 『半身』も『荊の城』も、ヴィクトリア朝を舞台…
『エマ』はヴィクトリア朝のメイドと上流階級の子弟を主役としましたが、こちらは広壮な邸宅カントリーハウスを舞台とした、貴族と愛人、その子供たちの愛憎渦巻く世界を描いた力作です。 公爵令嬢を母に持つ少年ライナス。彼女の母は伯爵家の女家庭教師とな…
言わずと知れた、正統派メイドさんコミックスです。舞台は19世紀イギリス、ヴィクトリア朝。産業革命により飛躍的な経済発展を遂げた時代を背景に、当時の暮らしを丁寧に描いた作品です。 主人公エマは引退したガヴァネス(女家庭教師)ケリーの家で、メイド…
『エマ』アニメ化を記念して、イギリスに実在したメイドさんや、彼女たちのいた生活を愉しみたい方に向けて、簡単なガイドブックのガイドを作りました。 メイドさんを通じてその向こう側にある、ひとつの生活風景を愉しんでいただけたら、と思います。 コミ…
『コミケットスペシャル4』に向けてコピー本でも作ろうと思ったのですが、編集やクオリティを上げる努力をする時間が無いので(今日も明日も仕事……)、ネットで公開しておきます。コピー冊子用に作っていたので、一部、日記や既存コンテンツと重複する箇所…
GW中のコミティアは、申し込み期日が差し迫っていたものの準備する時間が無かったので、参加しません。それにそろそろ創作を再び始めようかなと検討中です。一時期は「今回はネタが浮かばないなぁ」と思っていた、スクウェア・エニックス大賞も、少し思いつ…
かなり好きなストーリーである、『スリーピング・マーダー』です。様々な記憶が甦っていく、人の記憶を探っていく、そのストーリーが秀逸であり、アニメ版もかなりいい感じで描写できているのではないでしょうか? 石塚運昇さん(ヨブ・トリューニヒト)も出…
久しぶりの更新です。 メイドを雇い、自分自身の時間を持つようになった中流階級役を演じた女性ジョイスが、結局、メイドを解雇するようになるという、その経緯が興味深いです。 関係ないですが、ジョイスはきっと、優秀なTRPGプレイヤーになるでしょう。そ…