ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

メイドさんマスター鑑定?

オリジナル鑑定テストが作成できるサイトで「メイドさんマスター適性テスト」を作ってみた/電脳メイドしづ子様にて 久我は92%、ちょっと規律に厳しい(歴史とか古典とかにうるさい)主人とのことでした……当たっている……というか、そもそも主人でもなんでもな…

DVD『Fingersmith』(『荊の城』)

物語の特徴 最近、ドラマづいています。ようやく、サラ・ウォーターズの傑作『荊の城』をBBCがドラマ化した映像『Fingersmith』を視聴しました。ミステリ小説という性質上、明確にあらすじを書くのは適当ではないので、断片的に。小説の感想はもう過去に書い…

DVD『THE IMPORTANCE OF BEING ERNEST』

最初は小説から ずっと昔、『名探偵ポワロ』のドラマの中で出てきたオスカー・ワイルドの『真面目が肝要』。そこで原作に興味を持ち、1〜2年前に小説を読んだところ、電車の中にもかかわらず、ユーモアに思わず笑ってしまうほど面白い本でした。テレビの中…

『クィーン・ヴィクトリア』

以下、映画のネタばれとディケンズ『オリバー・ツイスト』のネタばれが含まれます。ご注意ください。真面目に書くと長い……反省です。 年末のコミケで悠々アソブさんよりいただいた『クィーン・ヴィクトリア』を週末に見ました。 夫のアルバート公を亡くした…

一難去って二難三難当たり前

と言う感じで、人生、盛りだくさんです。

テレビ東京『美の巨人たち』〜ウィリアム・ホガース

毎週土曜日に放送している美術系番組で、この前、イギリスの画家ホガースの特集がありました。ホガースの絵画は、イギリスの生活史を勉強する人には馴染み深いと思います。『路地裏の大英帝国』の表紙は「ジン横丁」、ジンを飲んでいる人々がどれだけ堕落し…

その6:3日目は遠征

起床:02:00、06:00 再び、目が覚めたのは午前2時。テレビをつけて、ぼけっと眺めています。日付は忘れましたが、『カードキャプターさくら』や『遊戯王』も放送していました……英語吹き替えになっていますが、声が太いです。 天気予報を見ると、午前中は雨…

新刊6巻+既刊3〜5巻『とらのあな』委託追加

『とらのあな』の委託に、新刊と既刊の追加を行いました。という事務連絡です。店舗では、秋葉原一号店のみっぽいです。 さて会社が始まってまだ二週間ですが、大きなイベント(悪い)が待ち構えていました。果たして同人活動に時間を作れるのか? いろいろ…

小説『日蔭者ヂュード』(ASIN:4003224035)

トマス・ハーディが、この本の反響で絶筆した、というような話があったかと思います。絶版になった後、長らく捜し求めていましたが、御茶ノ水で見つけてから、上中下巻のうち、上巻の冒頭のみを読んで、頓挫していました。理由は、あまりにも物悲しい、切な…

その5:2日目は屋敷行き

起床:02:00、06:00 翌日、目が覚めて窓の外を見ると、まだ外は真っ暗。午前二時です。もう一度眠りにつきましたが、目覚めてもまだ午前六時。外は真っ暗、なんとなく窓の外を眺めて、夜明けのロンドンを待ちました。 赤みがかった夜明けの空が、段々と抜け…

その4:1日目・日本発・ロンドン着

旅行前に 人生で初めての海外ひとり旅。学生を卒業してしまい、歳を重ねると、いろいろ失敗することや恥をかくことに抵抗があって、海外で冒険をする心持はどこにもありません。リスクを避け、面白さを優先せず、明日を考え、トラブル無く日本に戻ってきて会…

着々と

風邪で家にこもっていましたが、暇なので旅行記を更新していました。創作用の整理もしていました。ネタが多すぎます。きちんと結実させましょう、自分。

今後の予定

2006年 5月 帝國メイド倶楽部七:『ヴィクトリア朝の暮らし 7巻』 8月 コミックマーケット70:『ヴィクトリア朝の暮らし 8巻』 8月 コミティア? 12月 コミックマーケット71:『ヴィクトリア朝の暮らし 9巻』使用人編終了 2007年 8月 コミックマーケ…

落差が激しい

去年は以下のイベントに参加しました。 2005/02/20(日) コミティア71:委託 2005/03/20(日) コミケット・スペシャル4 2005/05/03(火) 帝國メイド倶楽部六 2005/08/14(日) コミックマーケット68 2005/08/28(日) コミティア73:直接参加 2005/11/06…

大きなプラスの出会いたち

日記を始めることや、ネットでの時間を増やすことには相当ためらいがありました。久我の同人活動は正直なところ、研究に近いです。コミュニケーションを広げるより、目の前に積まれた資料の翻訳、不明点の追求、整理、編集、新資料の捜索という「学問的部分…

2005年を振り返る

2006年、あけましておめでとうございます。ということで今年が始まりましたが、では去年がどうだったかを少し振り返ってみようかと思います。