ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『F-Files 図解 メイド』

図解 メイド (F-Files)作者: 池上良太出版社/メーカー: 新紀元社発売日: 2006/04/25メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 55回この商品を含むブログ (51件) を見る アキバblogさんの関連リンクで、過去に書いた「図解メイド」を考える、をご紹介いただきまし…

『The Scarlet Tunic』

『The Scarlet Tunic』 トマス・ハーディの小説は偶然・運命に翻弄される人々が階級に関係なく、描かれています。そこを悲劇に見るのか、ユーモアに見るのか、見方は分かれますが、少なくとも、そこに翻弄される小説の当事者にとっては、残酷なまでの悲劇、…

トマス・ハーディ原作の映画

手元にあるものを中心にした、トマス・ハーディのDVD紹介です。意外と映像化しているんですね。 Far From the Madding Croud(『狂乱の群れを離れて』) 最高の使用人映画『ゴスフォード・パーク』で執事を演じたアラン・ベイツが主役でした。ハーディの作品…

コミティアは委託、帝國メイド倶楽部は不参加

GW中の同人イベント参加は、日記を見れば分かるように、仕事が忙しすぎて無理です。状況から言うと、ベテランのコック、及び同僚で熟練のキッチンメイド、この2名を失ったキッチンスタッフ、という感じですね。穴埋めと建て直しとで、とても仕事以外のこと…

その8:最終日

かなり間隔があきましたが、ラストです。 起床:06:00 最終日、前回の旅行ではヒースロー発11時の便で帰国しましたが、今回の全日空は19時発。十分に余裕があります。この日は、特に細かい予定は考えていませんでしたが、折りよく日曜日だったので、日曜にし…

少し落ち着く

いろいろと激務をこなしていましたが、その裏で、こっそり『FINAL FANTASY12』をやっていました。クリアまでに費やしたのは70時間、何が残ったかと言えば、「あぁ、いいシナリオ書きたいなぁ(FFのシナリオはノーコメント)」「物が作りたいなぁ」という感情…

ヴィクトリア朝の暮らし短編集〜第十六〜十八話

久しぶりに3話更新です。まだ二十話に到達しない…… ヴィクトリア朝の暮らし〜短編集 第十六話 勤めに出る前の風景です。入学式の前に制服着る感覚で。 第十七話 「お嬢様になってしまった」少女の視点です。 第十八話 こういうのあまり書いてないですが、描…

ヴィクトリア朝の暮らし短編集〜第十五話

2月末以来だったんですね、更新。激務の反動で気が緩んだのか、風邪を引きましたが、ストックがあったので更新です。 ヴィクトリア朝の暮らし〜短編集 第十五話 『荊の城』っぽく。 次は、エマニュエル・ベアール様的なメイドを描きたいです。

なんでこんなに働いたのかなぁと

300時間(月22時間*8時間=176時間、124時間の残業)働きました。昨日(今日)も朝の五時まで仕事してました。別にやらされる仕事でも無いのですが、段々と人がなぜ残業していくのか、わかった気がします。 うちの会社は半分ぐらいが目標管理制度的なもので、…

英国政府観光庁〜イギリス関連の映画・雑誌

visitbritain

NHK『コナン・ドイルの事件簿』

村上リコさんのサイトで、過去に紹介されていたドラマです。既に3回が放送され、残すところ、あと2回となりました。

船戸明里さんのインタビューが『ぱふ』に

あの、『Under the Rose』筆者の船戸明里さんが、今月号の『ぱふ』でインタビューを受けているそうです。(WEB拍手にて情報をお寄せいただき、ありがとうございます) 『ぱふ』 実は作品でしか知らないので、かなり興味があります。本屋に立ち寄った際、買っ…

「F-Files 図解 メイド」を考える

図解の精度は未知数 きっしーさんよりトラックバックをいただきました。それがきっかけで、考えてみました。 きっしーさんが言及されるように、今までのメイド資料本で「図解」にこだわったものはほとんど皆無です。メイドの描き方的な本は、ヴィクトリア朝…