ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

コミックマーケット77・3日目無事終了

先ほど帰宅しました。 本日はご来訪いただき、誠にありがとうございました。出版社から本を出す件についての温かいお言葉、感謝しております。あとは本を作るだけですので、来年は気合を入れていきます。 今回の新刊は、今まで会場でお会いした皆様への感謝…

コミックマーケット77・3日目/参加予定告知

開催日時:2009/12/31(木) 10:00〜16:00 開催場所:東京ビッグサイト スペース:東ミ14a 15回目の参加です。今回は新刊"『英国メイドの世界』ができるまで"と、手元にある既刊を持っていきます。当日、お会いできることを楽しみにしております。 頒布予定…

2007〜2009年の新刊/9年間の同人活動を振り返る

年末は振り返りを、ということで過去に作った同人誌を振り返りつつ、当時を思い起こそう企画です。2006年12月に同趣旨で2001〜2006年までのレビューを行いましたので続きです。 2001〜2006年までのレビュー:コミケ参加9回目+通巻10冊目+総ページ992! 20…

『英国メイドの世界』同人版をメイド喫茶「シャッツキステ」様に

「図書館」というコンセプトと何よりも同人イベントで直接お声掛けいただいたこともあって、秋葉原のメイド喫茶「シャッツキステ」に、『英国メイドの世界』同人版を並べていただくことになりました。(先週土曜日から書棚に入っています) 個人では二度と印…

新刊到着! 過去最少ページ数

無事、新刊が刷り上りました。 ここ数年、平均してページ数が増えていたので、今回の新刊(44ページ)を手にして、「あれ?」と思ってしまいました。 (既刊『英国執事の流儀』152ページ→『終わりの始まり』76ページ→『英国メイドの世界』572ページ→『MAID H…

日本における「メイド文化」を当事者として語る時期

日本ヴィクトリア朝文化研究学会より、毎年5月に発行するニュースレターに「日本でなぜメイドが受容されたのか」についての寄稿の依頼があり、お引き受けしました。このテーマ自体、この1年、強く自覚するものではありましたので、掲載されるされないは別と…

書店委託をしないサークルの在り方

自分が冬コミ参加サークルで注目しているのが、「ルビコンハーツ」です。はてなではおなじみ、加野瀬さんが編集・製作されるA3サイズの同人誌は、武内崇さんと小林尽さんによるイラスト集、という驚きのものです。 これだけでもすごいのですが、今回、もっと…

「個人のコレクション」から「公開する博物館」へ

出版準備はいくつかの作業に分かれて、並行して進んでいます。 ゼロからの書き起こし もっとも自分の作業分量が多いのはこの部分です。以前調べ切れなかったことや、20世紀の使用人事情を正確性高く理解するため、貴族の衰退に関する資料や、労働者階級の女…

2009年冬コミ新刊/『英国メイドの世界』ができるまで

仕様 タイトル:『英国メイドの世界』ができるまで 値段 :300円 サイズ :A5判 ページ数:44ページ 頒布開始:2009/12/31(木) 東ミ14a イベント:コミックマーケット77 委託:今のところ保留 制作 筆者 :久我 真樹(サークルSPQR) 表紙イラスト :碧宇…