2010-01-01から1年間の記事一覧
今年1年は、メイドブームをいろいろと考えていました。以下、Twitterで呟いていたものをまとめていただけていたので、ご紹介です。 メイドブームはいかに発生し定着していったのか? 補足となりますが、以下が今の把握している「断続するメイドブーム」です…
NHK BS 世界のドキュメンタリーの中に、『ビクトリアン・ファーム』の「見逃し」向けの配信があったのでご紹介です。 23日放送(2011/01/06まで配信) 24日放送(2011/01/07まで配信) 受信料を支払っているので、この辺、受信料IDで会員制にしてくれるとと…
2010年の上位記事を掘り起こします。 ベスト10 1位:メイドブームの終焉は「衰退」か、「定着」か(2010/08/28) 私のメイドへの興味・入口は、『名探偵ポワロ』に出るような屋敷を舞台にした創作をしたいという動機でした。大学の頃から創作をしていて、卒…
ブログはフローな感じですぐに情報が流れていくので(Twitterよりましですが)、時間が経過しても役立つストックな情報は、蓄積して、資料収集サイトSPQR[英国メイドとヴィクトリア朝研究]に更新しています。 今年はいろいろとメイドブーム関係に言及したの…
昨日から、42ページを読めるPDF版が公開されています。 「まおゆう魔王勇者」の公式ページ 『まおゆう』に惚れ込み、出版化をプロデュースされたゲームデザイナーの方のコメントで、少し私が体験したことと重なることがあったので以下に。 「まおゆう魔王勇…
本日確認しましたところ、AMAZONで在庫切れが生じています。編集部に確認したところ、対応できるのが年明け以降になるとのことでした。 2011/01/18追記 2011/01/21(金)〜22(土)ぐらいで配本されます(2011/01/18) 最新情報は上記リンク先をご覧ください…
今年は出版準備でかなり時間を費やし、入手した資料は大きく偏りが見られますが、その中でもこの界隈では記録に残りそうな作品が生まれているように感じられ、来年に向けた明るい希望を感じます。順位をつけるというより、テーマごとに区切ってみます。 基本…
明日の12/23に、NHK教育で『ビクトリアン・ファーム』の放送が行われると紹介しました。 Victorian Farm: Rediscovering Forgotten Skills作者: Alex Langlands,Peter Ginn,Ruth Goodman出版社/メーカー: Pavilion Books Ltd発売日: 2008/10/20メディア: ハ…
小さいおうち作者: 中島京子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2010/05/01メディア: ハードカバー購入: 6人 クリック: 128回この商品を含むブログ (116件) を見る 目次 はじめに 1.日本にメイドがいた時代=経済発展による豊かさ 2.理想化された日本的メイド…
最前線にて連載中のシオミヤイルカさんの漫画『非実在推理少女あ〜や』第二話「あかげ・れんめい」第一回(原作/錦メガネさん)を読んでいたら、メイド喫茶が舞台となっていました。 編集部のブログを読むと、その舞台のモデルとなったのはシャッツキステだ…
久しぶりに、ブログ以外の更新情報を。 資料サイト:SPQR[英国メイドとヴィクトリア朝研究] ■[小説/コミックス]『エマ』、あるいは『エマ』から受けた影響 こちらは、『エマ』を紹介するものですが、自分が『英国メイドの世界』を作れた(同人活動を楽しく続…
Twitterにて教えていただきましたが、2010/12/23 18:55〜19:35で『地球ドラマチック▽再現!19世紀のクリスマス〜ビクトリアン・ファームへようこそ』と題して、クリスマス版が放送されるようです。 同番組は、19世紀ヴィクトリア朝の農場の暮らしを再現・体…
私が英国史を学ぶ中で、最も影響を受けたのは川北稔先生です。初めて手にした川北先生の著作は『産業革命と民衆』で、「都市生活者の視点」「過去の人々の暮らし・日常生活」を非常に大事にされている印象を受けました。年表で覚える歴史というより、産業革…
はじめに 『英国メイドの世界』へのAMAZONレビューでいただいた「平易で十全」や「今までにあった家事使用人研究のどの文献よりも読みやすい」と評価していただけたことは、自分にとって響くものでした。同人誌から品質を上げていく際、講談社BOX編集部と共…
今年の5月に魔王と勇者の物語から受け取ったもの(2010/05/17)と感想を書いた、ウェブで公開されていた小説『まおゆう』が、年末にエンターブレインから刊行されます。 まおゆう魔王勇者 (1) 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」作者: 橙乃ままれ,toi8出…
今年注目していた英国ドラマの一つ、『Downton Abbey』(ダウントン・アビー)のDVDをようやく見ました。11月は忙しかったのでDVDが手元に届いてから遅れに遅れましたが、エドワード朝を舞台にした本格的な屋敷ドラマということで、とても楽しみにしていまし…
自分の本の宣伝ばかりもなんなので、久しぶりに。 ヴィクトリア朝の研究をしていると、必ず読者の方から聞かれるのが、「1ポンドって日本円にしていくらなの?」という言葉です。ところが、これほど説明が難しい物はありません。日本円自体の相場は変動して…
重版によって、一部店舗やネットで不足した『英国メイドの世界』が店頭に並び始めているのを確認しました。特に今回の配本では、「発売後からキャンセルせずにずっと待っていただいたこと」や、「書店に初期入荷されなかった本を、あえて注文していただいて…
発売後に一部店舗での完売が続いた『英国メイドの世界』ですが、初動が想定以上に好調だったため、発売5日目の11/15(月)の夜に担当編集さんからお電話があり、増刷の話をいただきました。 これまでお買い求めいただいた方々、書店にてプッシュしていただい…
秋葉原のシャッツキステにて2010/11/24〜28の期間で開催していたイベント『英国メイド好きの世界』は、無事、5日間の日程を終えて終了いたしました。ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。『英国メイドの世界』に触れる場として、メイドが…
以前、アキバBlog様が撮影してくださったメロンブックス秋葉原店での画像の転載許可を得ましたので、こちらにてご紹介します。自分の本が店頭に並ぶのは「新刊」というタイミングで以外ではほとんど起こりえないと思うので、個人的には子供の幼稚園のアルバ…
ということで、シャッツキステで開催中の『英国メイド好きの世界』最終日11/28(日)に、20:00〜の予定で参加してきます。私と話がしてみたい、あるいは店舗にいるであろうメイド好きな人にお会いしたい方は是非。 (エリス)お知らせです!「英国メイド好きの…
シャッツキステにて開催中の同イベントで、図書館内に展示している資料です。表紙画像は明日にでも。暫定版ということで。展示の基準は、まずは楽しめるように図版が多いものとなります。印刷してお持ちしたい方は、PDF版を用意しましたのでご利用ください。…
秋葉原のシャッツキステで現在開催中の『英国メイドの世界』出版記念コラボイベント、『英国メイド好きの世界』で、昨日2010/11/25(木) 20:30から行われた「メイド夜話部」にゲストとして参加してきました。メイド夜話部はシャッツキステ所属のメイドさん…
2010/11/20(土)に名古屋大学で開催された学会の全国大会に参加しました。細かく書くと長くなりそうなので、ざっくりと。概要理解が間違っているかもしれない点はご容赦を。自分の領域以外は基本的に知らないことが多いです。 1.研究発表 会員の方による研…
啓文堂書店三鷹店様にて、POPだけではなく、親和性が高い書籍と共に配置していただけていました。ありがとうございます! 嬉しくて泣きそうです。中央線や総武線沿線の方々は、是非、足をお運びください。エスカレーター周辺と人通りも多い配置です。 ヴィク…
明日の11/24(水)から11/28(日)までの間、秋葉原のメイド私設図書館・シャッツキステにて、『英国メイドの世界』の出版を記念したコラボイベント、『英国メイド"好き"の世界』が開催されます。 英国メイドの世界作者: 久我真樹,撫子凛,宮鼓出版社/メーカ…
目次 はじめに 屋敷を「大勢のスタッフが働く職場」として捉え直す 屋敷の業務の流れを知る ヒト・モノ・カネの流れで見る過去の「仕事」 はじめに 『英国メイドの世界』を刊行して1週間が経過しました。本が扱う領域が多様で伝え方も難しく、一般書店では本…
一部にて、在庫不足でご迷惑をおかけしております。 来週中に完売した店舗への配本も再開し、タイムラグはありますがAMAZONにも在庫が入る予定です。また、秋葉原ではメロンブックス秋葉原店と本日オープンのアトレ秋葉原・三省堂書店に多めに在庫があります…
先日の11/14、東京ビッグサイトの創作同人誌即売会コミティア94に参加してきました。当日、サークルスペースに御来訪いただいた皆様、ありがとうございました! いつもお会いする方や初めて来られる方、それに前回の新刊を読んで再訪して下さる方とお会いで…