ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

メイド研究本・2011年11〜12月で続けて刊行

仕事が本格的に忙しくなる雰囲気で(来年のアクション整理)、かつ同人誌の原稿書きという状況の中、マインド的にキャッチアップできていませんが、つい先日は『執事とメイドの裏表 ─ イギリス文化における使用人のイメージ』が刊行され、来月には村上リコさ…

『ダウントン・アビー』(『Downton Abbey』)英語版Blu-rayやDVD、ガイドブック情報など

日本ではスターチャンネルで放送中のドラマ『ダウントン・アビー』。AmazonUKだけではなく、日本でも英語版の取り扱いが始まっています。DVD版も出ていますが、Regionコードの違いがあると思うので、ここでは取り上げません。 asin:B004FM2ENU:detail Master…

『エマ』10巻「アデーレの幸せ」から生きることと「仕事」の一致を振り返る

一昨日、少し機会があって、『エマ』について知人と話しました。その中で私が『エマ』で最も好きなエピソードに触れた時に、『エマ』10巻「アデーレの幸せ」を思い出しました。ここで語られるアデーレの視点は、著者である森薫さん自身の生き方が反映されて…

『英国メイドの世界』刊行から1周年を振り返る

(PDFで第一章すべて立ち読み:約23MB:http://spqr.sakura.ne.jp/data/EikokuMaid_Web1.pdf) お陰様で、講談社BOXより刊行した『英国メイドの世界』は1歳を迎えることが出来ました。今までにお買い求めくださった読者の皆様、心よりお礼申し上げます。多く…

冬コミ新刊『ヴィクトリア朝の暮らし10巻 階下にベルは鳴り響く』準備開始

今日は冬コミの新刊作成に向けて、準備を始めました。残された時間は限られている中で、短編集を選択しました。短編集単体での同人誌は2006年12月に製作した『ヴィクトリア朝の暮らし8巻 この倫敦の、空の下で』以来です。 同人誌のシリーズとして『ヴィクト…

同人誌即売会WASEKET02に11/05(土)参加予定・スペースNo.B7

早稲田大学の文化祭で開催される同人誌即売会WASEKET02にサークルSPQRとして参加します。開催既刊2011/11/05(土)・06(日) 11:00〜15:30の2日開催のうち、11/05だけの出展です。大学の文化祭での同人イベント自体は初参加ですが、通常のイベントは出会えない…