ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『英国メイドの世界』発売8か月経過報告と電子書籍のアクションなど

久しぶりの経過報告となります。『英国メイドの世界』は2010/11/11の発売から、先日の2011/07/11で遂に8か月を経過(9か月目に突入・もうすぐ10か月へ……)しました。発売から半年で返本期間を迎えると、基本的に本は在庫となって出版社に戻ってきます。半年…

新刊『英国メイドがいた時代』

『英国メイドの世界』の続編的位置づけ・「最盛期から衰退の時代へ」 夏の新刊情報です。通巻では18冊目です。 今回の新刊は『英国メイドの世界』で主に扱った「19〜20世紀前半までの間に英国社会に広がったメイド雇用」がどのように衰退を迎えて表舞台から…

『英国メイドがいた時代』入稿完了

この夏のコミケ・コミティア向けの新刊『英国メイドがいた時代』の印刷所への入稿が完了しました。大きなデータ不備もなく、スムーズに終了しました。これで後は夏のイベントを待つのみです。 何気なく、オフセット・表紙がある同人誌としての製作そのものが…

イギリスで屋敷・メイド研究本や関連書籍の刊行ラッシュ、『ダウントン・アビー』効果か

注記 『ダウントン・アビー』の紹介を読みたい方は、下記リンクをご覧ください。 『Downton Abbey』(ダウントン・アビー)は「屋敷と使用人」の史上最高レベルの映像作品(2010/12/02) 『ダウントン・アビー』を見る前に読んでおきたいカントリーハウスと職…

執事の働き方・エピソード集『英国執事の流儀』パブーで販売開始

同人誌『英国執事の流儀』電子書籍版をパブーで販売開始しました。この本の電子書籍化は初めてです。 実在する英国執事7人を軸に、「どのように執事が管理職としてマネジメントを行ったのか」を紹介するガイド本・エピソード集です。同書は一冊で完結してお…

『英国メイドにまつわる7つの話と展望』をパブーで公開・パブーの便利さは異常

明日ぐらいにまたコラムを書く予定ですが、現在、『英国メイドの世界』の電子書籍化を担当編集の方に相談しています。とはいえ、同人ほどのには電子書籍経験がないので、いろいろと経験を積もうと、最近機能向上を盛り込んだプロ版をリリースした『パブー』…

夏の同人誌タイトルは『英国メイドがいた時代』に変更

タイトルは『英国メイドがいた時代』に修正しました。元々のタイトル『階下で出会った人々』は、「私が研究を続ける中で出会った魅力的な人々の経歴と生涯」を紹介するコンテンツとして作るものでした。しかし、作業の優先順位を下げ、『英国メイドの世界』…