ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

メイドやヴィクトリア朝を軸としたイメージ形成を巡るブレスト的つぶやきなど

最近、ブログを更新していませんが、Twitterで主にメイドイメージや、メイドイメージとの重なりを持つクラシックなドレス・イメージについて、ブレストをしていました。あるイメージはどのようにして受け入れられているのか、というところへの関心が強く、メ…

ありがとうございます!

こちら、お役に立っていれば幸いです。 以前、ブログでご感想をいただき、ありがとうございました。「どんな英雄もヴァレットの前ではただの人」の言葉通り、使用人から見た貴族イメージを楽しんでいただけて嬉しいです。私も研究の最初は、英国貴族を扱う予…

『コクリコ坂から』と家事使用人からの脱却を迎えた日本、ジブリ作品の家事描写についての雑感

先月に『コクリコ坂から』を見てきました。感想を書くのが遅れましたが、作品全体とても強烈な昭和ノスタルジーを感じて、ぎりぎり、昭和51年に生まれた(1976年)私にも懐かしさを伴うものでした。私の年齢ですと、黒電話や家にあったテレビのチャンネルを…

小説『夜明けのメイジー』感想

夜明けのメイジー (ハヤカワ・ミステリ文庫)作者: ジャクリーン・ウィンスピア,長野きよみ出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2005/03/24メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 2回この商品を含むブログ (23件) を見る 2005年に日本で翻訳刊行された、分類として…

『最初の刑事 ウィッチャー警部とロード・ヒル・ハウス殺人事件』感想

『最初の刑事』は英国に誕生した、事件を追求して解決する存在たる「刑事」の一人、ウィッチャー警部を主役としたノンフィクションの作品です。警部はディケンズも取り上げるほどの人物で、彼が扱った「ロード・ヒル・ハウス殺人事件」は「英国屋敷殺人事件…

同人活動を続けるためのノウハウを考える

つい先日、801ちゃんが同人関連でつぶやいていたこと(同人サークル運営の負担を下げるノウハウ、モチベーション維持など)に重なりを感じたので、 これまでに自分が書いてきたノウハウの棚卸をしようと思いました。 世のサークルさんには、儲ける儲けないは…

ありがとうございます!

久しぶりとなります。 web拍手、ありがとうございます! >08/23 23時 もう3年前となりますが、いまだに未完読となってしまい、恐縮です。講談社版は「読み終わる」ことを目的に情報を整理し、相当読みやすさにこだわりました。もしも未読でしたら、図書館で…

新宿・ジュンク堂でウッドハウスのフェアに陳列中(らしく)&AMAZONでは在庫切れ中

ジュンク堂@新宿に「ドローンズクラブの英傑伝」を買いにきたら、ウッドハウスフェアのテーブルが。ジーヴスもジーヴズもコミックのジーヴスも並んでるうえに、「英国メイドの世界」「英国メイドの日常」なんて本までっ。今日は大荷物だから文庫一冊買いにき…