ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

講談社BOX刊行『英国メイドの世界』増刷・第四版&現在発売中

英国メイドの世界

英国メイドの世界





『英国メイドの世界』、2011/09/26付で第四版が出て、三度目の増刷となりました。2011年01月から9か月が経過しましたが、返本ラッシュも乗り越えて在庫が尽きる見込みの下での増刷でした。

このような機会に恵まれましたこと、感謝いたします。これまでにお会いした読者の方々に加えて、出版社の営業の方や、実際に店舗でフェアに混ぜていただいたり、面に入れていただいたりと書店の皆様のご協力があってのことです。ありがとうございます!



とはいえ、毎回書いていますが、まだまだ本書の認知は低く、「英国メイドをピンポイントで楽しめる」方々にも届いていない、最近になって気づかれるという事例を見受けています。本書を楽しんで下さる読者の方たちと今後もお会いできるよう、引き続き、活動を続けます。



基本的にAMAZONへの在庫補充を出版社の方に優先していただいていますが、まだ在庫の状況が反映されてはいないようです。数日中に反映されるのではないかと思います。書店からの注文も受け付け可能なはずなので、よろしくお願いいたします。



『英国メイドの世界』発売8か月経過報告と電子書籍のアクションなどと、定期的に振り返ってはいますが、今回はお知らせのみでした。もうすぐ1年が経ちますね。


秋の新番組に執事と家政婦

余談ですが、フジテレビでドラマ化した謎解きはディナーのあとで(2011/10/18 火・21時)に執事が出たり、家政婦のミタ(2011/10/12 水・22時)で「家政婦」が出るように、家事にまつわる職種への注目は高まっているようです。



実際、今はメイドブームと数年のタイムラグがありましたが、執事ブームのピークに近いと思うんですよね。ちょっとまだ調べきれていませんが、こういうトレンドで間口が広がり、興味を持ってくれる方たちが増えると嬉しいですね。



あと、『ダウントン・アビー』放送も近づいています。ダウントン・アビー 〜貴族とメイドと相続人〜 #1と、各話の紹介も出ています。日本版のサブタイトルは、『マナーハウス 貴族とメイドの90日』を踏襲していますね。