ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。同人・出版活動の報告を含みます。

社会人だからこそ、同人活動を楽しめる

入稿日が迫る中、原稿が一章丸々出来ていないのは初めてです。なにげなく、大ピンチです。風邪気味で仕事も忙しく言い訳は幾らでも出来るのですが、与えられた条件の中で最高のものを作るようにしたいので、今日で仕上げます。



ほとんどのこれまでの同人誌は、「与えられた条件の中で最高のものを作る」意識でやってきましたが、そういえば『英国メイドの世界』のみは、「条件を最高にして、作る」ことを意識しました。長期休暇を取り、有給を取り、時間を作り、ゲストにお声がけし、と環境を整えました。



社会人の同人誌制作において重要なのは「与えられた条件で最高の物を作る」だけではなく、「条件そのものを最高にする=制作時間をしっかり確保する努力」だと思います。実際に手を動かす時間という意味だけではなく、本の構成・情報を考える意味においても。



時間を言い訳にしていたら、何も出来ません。本当にどうしてもやりたければ、他の優先順位を下げ、時間を作るしかありません。



それって、仕事でも同じです。



社会人スキルを同人活動に、同人活動での体験を社会人スキルに。



同人活動は「アイデアを形にし、読者に頒布する」点では、ひとりでも完結する会社活動みたいなものです。そう考えていくと、社会人は会社での仕事と同人活動と、相互にメリットがあるように意識し、どちらかで得たものを片方で試していけば、どちらの成長にもなるので、無理なく続けられるのかなぁとも思います。



印刷所の方や委託先とのやり取りも、会社で取引先と行う交渉と何も変わりません。絵師の方に頼む際も、曖昧で伝わらない依頼(自分にしかわからない言葉)ではなく、明確にこちらがイメージするものを伝えられる(相手に見えるようにする・手段ではなく背景・目的を共有する)と、スムーズです。



言った言わないではなく、伝わったか伝わっていないかが大切です。



仕事において重要なのは目的を達成する為の手段をどのように見つけ、確保し、実現するか、というプロセスと、それらを全体として進行させて人を巻き込むコミュニケーション能力だと思っています。



もうひとつ、継続性も大事だと思います。同じ失敗をしないようにする、次は前回の反省から違った方法でやってみる。次があればこそ、次はもっとスムーズにやりたい、うまくやりたい、いい物を作りたいと、自分が成長するきっかけもくれます。



まだまだ自分は未熟なので、同人活動は本当にいい勉強になります。



――追い詰められている時ほど、部屋の掃除をするように、頭の整理をしたいので、こういうコラムを書いてしまいますね。



あ、今日、コミケカタログの発売日です。


カタログゲット・原稿はもう少し

原稿はもうちょっと完成度を高めないと駄目そうですが、あと1ページ。グラフを使ったり、EXCELで平均値を算出したり、真面目に作ってます。今回はそんなに深く作れませんでしたが、『MAID HACKS』に似たテイストになりましたね。



そして、原稿とは関係ないですが、へきうさんから、宣伝用の絵をいただきました。当日はこちらの絵も備えようと思います。