ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

英書の乱丁本を返本する・珍しい本を入手

1920年代に出版されたいわゆる稀覯本を購入した年末。ところが、幾つかのページが複数ある、という乱丁がありました。稀覯本なので返本・交換は無理だろうと思っていましたが、先日、同じ店で同じ本が出ているのを見つけました。



時間がかなり経っていたのですが、AMAZON.COMのポリシーを見て、時間の話が無かったので、駄目もとで連絡をしてみたところ、すぐに対応をしてもらえました。本をEMSでアメリカに返本しましたが、わずか3日でアメリカに着くんですね。



丁寧な対応で助かりました。



ということがあったものの、無駄遣いもしました。あるタイトルに弱いらしく、買ったのを忘れて、3度目の購入が……次回コミティアで、先着1名にプレゼント予定です。興味ある方はお声掛け下さい。



あと、英AMAZONで買った本が、「タイプライターで記述されたレポート」でびっくりしました。バーミンガム大学第一次大戦〜第二次大戦の間の使用人事情をまとめたレポートで、ISBNシールが貼ってありました。



1976年4月印刷とのことですが、こういうのが流通しているのは面白いです。



そして、日本のAMAZONにも登録がありました。



Women Domestic Servants, 1919-39

Women Domestic Servants, 1919-39