ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

『ダウントン・アビー』を見る前に読んでおきたいカントリーハウスと職場の解説

『Downton Abbey』(ダウントン・アビー)は「屋敷と使用人」の史上最高レベルの映像作品(2010/12/02)と、昨年に『ダウントン・アビー』の紹介をしましたが、つい先日から、検索での流入が増えています。そろそろ、テレビ(スターチャンネル)での放映が近づいているからでしょうか?



折角なので、私が書いた『英国メイドの世界』の第一章・PDF無償配布版をご紹介しておきます。



『英国メイドの世界』第一章・PDF試し読み版(約23.7MB)



英国メイドの世界

英国メイドの世界





第一章「英国使用人の世界」はどのように屋敷という職場が発展していったのか、貴族の屋敷で日常生活を支えた執事やメイド、ハウスキーパー、コックといった多様な職種の解説を行っています。また、上級使用人・下級使用人という階下の組織構造・マネジメントにも言及しています。



これを読んでおくだけでもドラマの見え方が大きく違いますので、未読の方にオススメしております。