ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

映画『ネバーランド』

『ネバーランドのリンゴ』ではありません。 『ハウルの動く城』で予告編を見て、「あ、イギリス」「ヴィクトリア朝?」と思い、前売り券を買っていました。先週公開だったと思うのですが、ひとまず、一週間経過した今日、行って来ました。「空いているかな?…

新刊は短編集を予定

以前から書いてみたかった導入部があったので、それを使ってみます。マニアック度数が高くなりますが、ただ好きなものを好きなように描く、それを今回、初めて同人でやってみます。うまく書けるかわかりませんが、主人と使用人の物語を、馬鹿みたいな密度で。…

白洲次郎の流儀

それだけではつまらないので、何度か書店で物色していたところに、この本を見つけました。本当にきちんとした本は、関係者に取材をして、想像ではなく、事実を書く、という好対照な本です。 スーツやジャケット、ウィスキー、自動車、生活道具の豊富な写真は…

白洲次郎の生き方

年末辺りに友人から、「白洲次郎は参考になるのでは?」と貸してもらった一冊です。白洲次郎は「ダンディー」な人として、或いは吉田茂との関わりでほんの少し知っている程度でしたが、オックスフォードに留学したり、イギリスの流儀を見につけていたりと、…

コミティア

昨日、実はもう訂正した書類が届いていました。早い、早すぎる。

コミティア?

委託申し込みしたものの、何かトラブルがあったようで、スペースNoが封筒に印刷されていませんでした。電話で問い合わせたところ、同様の電話が相次いでいるので再送してくれるみたいです。対応は丁寧で、感じが良かったです。 ひとまず今週末には3巻の再版…

『Of Carriages and Kings』

読み終わりました。主人になったポートランド公爵が『主馬頭』(Master of the Horse:『19世紀のロンドンはどんな匂いがしたのだろうか』の資料では、上から22番目の地位。しかし公爵が7番目なので、そちらの方が優先?)になり、その彼の供回りとしてFoot…

『はいからさんが通る』

子供の頃に見たアニメのひとつです。歌は今でも耳に残っています。十年近く前、漫画文庫で復刻したのを機に買いました。それまで原作も結末も知りませんでした。主人公で、強烈なキャラクターの「紅緒さん」のファンですが、久しぶりに読み直してみると、素…

『名探偵ポワロとマープル』パディントン発4時50分

7月の日記に書いていましたが、ついにメイベル、メイドになって屋敷に潜入です。仕事しなさ過ぎですし、敬語もできていないのでひどいレベルのメイドでしたが、このネタを使った以上、もう見所は少ないかもしれません。 いわゆる戦後(WW1)的なデザイン…

『Of Carriages and Kings』

なんとか七章目に入りました。意外な面白さがあり、すらすらと進んでいきます。簡単に説明しますと、ヴィクトリア朝末期に生まれたFrederic Gorstは様々な、それも王族を含む最高レベルの貴族たちに仕えたフットマンで、貴重な手記を残しています。幼少時代…

今後の新刊発行ペースをどうしようかと

新年に際して、いろいろと今までの活動を振り返りましたが、正直なところ、資料を使っての創作がまったく出来ていないので、夏はどうしようかと検討しています。結局、自分が一番同人誌を創作に使えていないのは精神的に辛いです。それに、資料の消化具合が…

再開しました(仕事が)

昨日から会社が再開し、正月を休んだという実感が無いです。例によって遅い時間での帰宅なのですが、電車で文庫を読む・眠る前に英書を読む習慣を根付かせようと、昨日から始めました。つまり、まだ一日しか行っていません。 今のところ読んでいるのは、従僕…

その4 ロンドン市内観光計画

まだ旅行記に辿り着いてもいませんが(笑) ■ロンドン市内に屋敷はあるのか?ApsleyHouse/Englis Heritage(URL)そもそもロンドン市内に屋敷があれば、これほど楽なものはありません。限られた時間を有効に使うという観点で候補に挙がったのはApsleyHouseでし…

2005年予定

2005/02 コミティア71 2005/03 コミケット・スペシャル4:無料配布本 2005/05 コミティア72 2005/05 帝國メイド倶楽部六 :参加未定 2005/08 コミックマーケット68:新刊 2005/08 コミティア73 2005/11 コミティア74 2005/12 コミックマーケット69:新刊 今…

総集編のタイミングを模索中

そろそろ種類が増えすぎました。最初の1巻も発行は2001年と時間の経過があります。内容的にも当時は和書だけに依存していたので、現在の視点で見ると書き足せること、書き直したいことが増えています。しかし、シリーズで新刊を出し続ける以上、新刊補充を…