「ヴィクトリア朝の再現にこだわりすぎて」いたように思えて、結局、1巻の初回限定版を買ってから、続刊を買っていませんでした。が、『英國戀物語エマ』の第二期制作を記念して(主に屋敷、及び使用人のパーティを見られる喜び)、一気に残りを買いました。
第二期も多分、第一期と同じような感想になると思います。ただ、何度目かのイギリスロケが、風景の再現・描写の稠密さにこだわるのではなく、あくまでも結果に過ぎない、舞台で演技をする役者とストーリーにすべてを注いで欲しいと、願わずにいられません。舞台のセットが目立っては、ならないと思うのです。
それにしても、悲しいのは、今月号の『コミックビーム』の森薫先生のあとがき……「結局、イギリスに行けなかったそう」なのです。スタッフが渡英して、原作者が渡英出来ない、これはなんだか可哀相です。連載後も忙しかったのでしょうか?
イギリス分をどこかで補充できることを願いつつ……同人誌を送ってみようかと思ったり。
まだ揃えられました、初回限定版。