ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

コミックマーケット71・1日目一般参加

仕事納めで諸々あって、今年一年を振り返るといっぱいありすぎて、脳が落ち着かないので、昨日はあまり寝れませんでした。来年は今以上に、仕事での責任・エリアが広がり、正直なところ、自分でもプラスとマイナスでドキドキしています。それぐらい、充実+波乱の年を迎えることになりそうなのです。



とはいえ、今年は今年です。


午前中はのんびり

会社を休んで行ってきました、コミケ。とはいえ、徹夜で並ぶような若さも、始発で出かける元気も無く、今回の目的はゲストでご参加いただいた銀河ぱおさんに新刊を届ける、そして同人誌を買う、というのが目的でした。



「午後につけばいいかなぁ」と、午前中は行きつけの美容院(を自称しているし、スタッフも美容院っぽいが、客層は男90%)で髪を切ったり、部屋を整理したり、銀行で振込みしたりとのんびりすごしました。



まったく関係ないですが、大崎駅の立ち食い蕎麦屋で昼食をとったところ、久々においしいかきあげでした。


午後に会場入り

大崎からりんかい線に乗り込むものの、この時間では非常に空いていて、ゆったりしたペースで会場に着きました。むしろ、その時間では帰る人の方が多いのです。とりあえずいつも通り西から入りますが、やや風が強く、肌寒い感じでした。太陽が出ているので暖かいものの、風が強すぎるので、注意が必要です。



で、目的地を目指したものの、もうコスプレの種類が分からない年になりました。今までは何かしらわかっていたのですが、今年の識別率はひどいものでした。


エマ

今回はエマジャンルに行き、無事にぱおさんにお会いできました。サークルには列が出来ていて、順番を待ちながら、ご挨拶です。予告どおり、シャーリーのコスプレで売り子をされていました。Goodです。売り子でメイドのコスは反則です。



一緒にいた方はフットマン?でしょうか、古式な感じの上衣を羽織られていましたので、英国式、という良い雰囲気でした。「コミケだ!」と感じた次第です。



ぱおさんには「次回もまた」と言っていただけましたので、またゲストでイラストをお願いしたいと思っています。



久しぶりの一般参加で、かつ、ネットで知り合った方にご挨拶するという状況下で、「如何に相手の方に迷惑をかけずに、かつ買いに来た方の障害とならないか」を配慮するのは難しいと思った次第です。



はっとして横を見たら待っている方がいらしたので、そこで今日は退散して、後は適当に散策モードでした。


適当に歩く

一箇所だけ、今回カタログの表紙を描かれた結城信輝さんのサークル『高い城の男』をなんとなく探して、なんとなく見つけて、新刊を買えました。



パラダイス・キス』(原作読んでいない・アニメも見ていない)のアニメ版の原画集だったこともあってか、列はほとんど無く、サークルを見つけてすぐ買えました。また、先にサークルの前にいた人たちはじっくりと本を読んでいたので、買うべきか、買うまいか、見ていたのでしょう。



2500円と言う値段ですが、かなり分厚く、見応えがあります。が、本当に重かったです……


コスプレ

途中、三つ編みのクラシカルな雰囲気のメイドさん二名のコスプレを見ました。本来ならば、「クラシカル」「少女時代エマ」と思うところなのですが、ふと「まさかロベルタ&ファビオラ?」との思いがよぎってしまい、反省した次第です。



まぁ、そんな感じで非常に緩やかに参加して、緩やかに撤退しました。元々、買い物をするため、新宿に行くつもりでした。非常に忙しすぎて、しばらく買い物が出来なかったので、いろいろと買いたかったのです。



面白かったのは、りんかい線大井町に着いたときですね。今日は平日ですし、冬休みでもありますので、ホームには普通の人たちが待っています。そこにオタク乗車率200%ぐらいの電車がやってきたら、どうなるか。



ホームにいた何人かが、文字通り、目を丸くしているのを見て、ちょっと和みました。


オタクはオタクを知る

新宿に降り立って最初に思ったのが、「コミケに行った後だと、新宿の雑踏も気にならない」ことでした。密度が違いすぎます。そして男女比も……



帰りの電車に乗ると、同じ車両に企業の紙袋を持った人を見つけました。始発組なのか、とても眠そうでした。久我は服や正月用品を買った袋を持って巧妙に偽装?していましたが、あなたの同類でしたよ……


今日の戦利品

高い城の男『結城信輝 Paradise kiss 修正原画集』516P

Rose Marie『Love is beautiful』(2006.08発行)

Rose Marie『愛故に』(2006.12新刊)

Rose Marie『えまのほん おとなのぬりえ』(2006.05発行)





ぱおさんの本は『エマ』の作品をリスペクトした原作的な間合いで綴り、温度を綺麗に描いた作品と、にやりとさせられるギャグ?四コマがあり、そのギャップ、面白かったです。



個人的には新刊のエレノア・メイド服がお気に入りです。そうなんですね、同人って、原作のキャラクターを多様にいじれるんですよね。



今更何を、という感想かもしれませんが、久しぶりに『作品を好きなファンが作った同人誌』を買いました。作品への思いが伝わってきますし、自分自身が作品を好きだったなぁと、思い出せたのは、大きいです。



RoseMarie


明日は不参加、明後日本番

明日は明後日の準備と大掃除をするので、参加しません。値札の用意と、宅急便の紙・サークル登録提出用紙の準備、が残っています。


コミケットプレスを是非

代表の米澤さんが亡くなられてから最初のコミケ、表向きは普段と変わっていないように感じられました。サークル参加の方にはおなじみですが、必ず申込書を買うとついてくる「コミケットプレス」。今回は米澤さんの追悼号となっております。



一般の方もコミケッとプレスのみの購入をできますので、コミケの歴史を知る上でも、追悼の意味でも、そういう本があることを、ここに記しておきます。カタログにも書いてあります。