日本のAMAZONに無くて残念なのですが、Jane Austen(ジェーン・オースティン)を主役にした映画『Becoming Jane』がDVD化されていました。イギリスで。たまたまAMAZONからのメールで知りました。主役は『プラダを着た悪魔』の、アン・ハサウェイ。
過去に『エマ』をグウィネス・パルトロウが演じ、また最近では『プライドと偏見』をキーラ・ナイトレイが演じましたが、またちょっとクラシカル系な映画にスター女優が起用されているのかなぁとの印象を受けました。
映画『Becoming Jane』公式
が、そんなAMAZONを見ていると、2006年発売のDVDに『Miss Potter』という、ピーター・ラビットの作者Beatrix Potterを主役にした映画も作られています。主役は『ブリジット・ジョーンズの日記』のレニー・ゼルウィガー。一瞬、ケイト・ウィンスレットに見えました。
『Miss Potter』
その作家の作品を知っていても、原作者を知らないことはよくあります。日本の映画になる頃に、見てみようかなと思います。
おまけに、気になるドラマがあります。
サラ・ウォーターズの『Tipping the Velvet』のドラマ化で主役のひとりを演じたKeeley Hawesが、エドワード七世の愛人リリー・ラントリーの生涯を扱った『LILLIE』のリメイク版に出たのか!、と思ったところ、ドラマの名前は『Lillies』、主演はKerrie Hayesでした……両方知りません。
しかし、調べてみるとBBCが2007年から放送しているドラマのようでした。1920年代のリバプールを舞台にしたオリジナルで、脚本家のHeidi Thomasが作ったとのことです。トマス・ハーディと間違えてしまいそうですが……
BBC『Lillies』
で、調べていたところ、【TVM】フランチェスカ・アニス、マイケル・ガンボンら「Cranford Chronicles」に出演(「見てから読む?映画の原作」様)という記事を見つけました。
Heidi Thomasは2007年にもう一作品、エリザベス・ギャスケル原作のCranford Chroniclesの脚本も書くようで、クラシカル系に強いようですね。
しかも、登場人物は豪華です。映画『クィーン・ヴィクトリア』(Mrs.Brown)や『THE IMPORTANCE OF BEING ERNEST』のジュディ・デンチ、映画『ゴスフォード・パーク』で競演したマイケル・ガンボンとアイリーン・アトキンス。
アイリーン・アトキンスは1970年代に1億人が視聴し、久我の想像では1970年代におけるイギリス・メイド研究のきっかけのひとつではないかと思える、『Upstairs Downstairs』のプロデューサーでもあるのです。
これは、久々に見たいドラマになりそうです。
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- 出版社/メーカー: A&E Home Video
- 発売日: 2005/10/25
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