ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

コミティア81参加:む12b(歴史系)

本日はご来場、ありがとうございました。



今回も事前準備がぼろぼろで、テーブルクロスを忘れる失態。さらに「マンガではなく、文章」「資料系+メイド系+小説」やら、「執事現時点日本最高峰資料」という「伝わりやすい」キャッチコピーすら表示せず、わかりにくい机の上だったこと、反省です。コミティアは「マンガを期待して、本を手に取る方が多い」ので、文章系ではないところで参加する場合は、気をつけないといけません。



とはいえ、コミケ3日目と違ってか、女性の方が多く買われていたのが印象的でした。出た数はコミケのときの10%ぐらいですが、女性と男性の比が7:3ぐらいと、見たことが無い比率でした。多分コミケでは創作少女が西館に行ってしまったこと、それに「メイドブーム」がある程度落ち着いた今、萌え的ではない部分でのメイド(或いは屋敷や19世紀イギリス)に女性の目が向き始めたのかもしれない、と勝手に思いました。



男女読者の違いで言うと、資料の充実度に感想をくれるのは男性で、創作に感想をくれるのは女性なのです。「とらのあな」でも「女性向け」にしてみた方がいいのかもしれません……



既刊読者の方にお会いしたり、「全部持ってます」と言って下った方がいたこと、嬉しかったです。



次回は文章か、評論(マンガ要素を期待されないところ)にて参加します。



さて、今日はスーパーコミックシティといった同人イベントだけではなく、グッドデザイン賞やハム(無線)フェアなど、いろいろなイベントが国際展示場では開催されていました。人手は多かったのか、14時ぐらいで入場制限がフリーになりました。明日より旅に出るのに無自覚に参加申し込みをしてしまい、その前に帰ってしまったのですが……



暑い中でのご参加、お疲れ様でした。何かのきっかけになる本となれれば、幸いです。