森薫先生とは、いつか、メイドの話をしてみたいです。久しぶりに伯爵夫人の昼食会/公式HPを拝見しましたが、メイドがまだ今ほど普及していなかった頃の熱気、伝わってきました。
同人の活動時期的に久我は森薫先生とずれているので、会場でお会いしたことはありませんが、イラストを描いていただけたらなぁと思っています。ヴィクトリア朝やメイドへの想いが強く、驚異的な密度・ディテールで、それをイラストで表現できる方を久我は知りません。
『MANOR HOUSE』の特典『エドワード朝の手引き』にて、クレジットでは一度、同じ場所に名前が載りました。だから今よりももっと努力して、質の高いアウトプットが出来れば、叶えられるかもしれません。
自分の同人活動を悔いたことはありません。得たものが非常に大きいです。ただひとつ残念なことは、「森薫先生の同人時代に間に合わなかった」ことです。船戸明里先生も同人活動をされているのですが、こちらも自分は時期がずれていました。
自分が大好きな世界観を構築し、またそのイラストに魅了される作家さんにゲスト参加していただけるようになりたい。参加してもいいと思えるだけの、「フィールド」を作りたい。今回の総集編では、自分がコミティアで「読者として出会った、尊敬する『世界』を作っている」三人の作家さんたちに、イラストをお願い出来ました。
だから自分次第で、決して無理ではない、と思っています。少なくとも、「ヴィクトリア朝やメイドや屋敷や貴族」という表現を選んでいる、そこに共通点がありますから。
同人活動で様々なことを得てきましたが、最大の目標は、その辺りでしょうか。そこへ行く為にも、まずは総集編を作る、というところへループ……