とりあえず仕上げに入りました。あと7時間ぐらい作業に集中できれば、なんとかなる……といいなぁと。
メイドの資料を読んでいたら、参考文献にアン・ブロンテの手記が出てきました。彼女たちの家は貧しく、ふたりいたメイドをひとりに減らしました。母もいない家庭で、幼い三姉妹はその穴を埋めるべく、年老いたメイドの手伝いをして、掃除やベッドメイキングをしていたというのです。
コミックス『エマ』で、メルダース家の屋敷はブロンテ姉妹と縁のあるハワースにありました。久我は文学経由でこの時代をあまり見ていないのですが、こういう接点から誰か広げてくれると嬉しいです。作家の文学も大事ですが、当時生きた人の声、と言うものに最近意識が向いています。
仮にインターネットがどのような形にせよ百年以上続けば、こういうブログなどもそういう「当時を映した鏡」のひとつになるんでしょうか。その割には内容があれですが(笑)、とりあえずブロンテの手記を読んでみることにしました。時間が無いのであまり寄り道できないのですが、資料が届く頃には同人誌の入稿が終わっているといいなぁと。
以下は、このエピソードを紹介してくれた参考文献になっていた本です。
Anne Bronte: A Biography