ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

新刊到着! 過去最少ページ数

無事、新刊が刷り上りました。



ここ数年、平均してページ数が増えていたので、今回の新刊(44ページ)を手にして、「あれ?」と思ってしまいました。



(既刊『英国執事の流儀』152ページ→『終わりの始まり』76ページ→『英国メイドの世界』572ページ→『MAID HACKS』100ページ→『ガイドブック』92ページ→『この倫敦の、空の下で』180ページ→『忠実な使用人』180ページ)



気づけば、今までで一番ページが少ない同人誌です。(コピー本やコミティアで無料配布した同人誌は除く:あれ持っている人、まだいるんでしょうか)



今回は正直なところ、いろいろと勝手が違っています。自分が作りたい同人誌は資料本やヴィクトリア朝使用人をテーマとしたものですが、今回の一冊に限り、自分の個人的なことである出版に向けて過ごした一年間や、来年以降への願望を書きました。これを書くことで来年以降の自分の足場を明確にしたいとの思いもありますし、イベントで出会った本がどのように育っていくのを見届けていただきたい気持ちもあります。



資料としての実用性は低く、本の性質も違います。これまで資料中心でやってきたことも考慮し、同人イベントで読んでからご判断いただきたいと考え、書店への委託はしていません。



お楽しみいただければ幸いです。



もう2週間後がコミケ初日なんですね。準備をしないと……