編集の方から『英国メイドの世界』の校了の連絡がありました。2008年10月末の出版決定以降、実に2年間を費やしたことになりますので、感無量です。
出版予定日の11/11で進行しております。
実際のところ、原稿の量が多すぎたため、確認作業や個別の修正などが散発的に行われており、まとまった形としての「本の全体像」を、私も見ていません。「私の本」という意識でもありましたが、実際には多くの方がかかわっていて、きっかけこそ私ですが、「私だけの本ではない」と感じています。
私にとって、同人版は娘のようなものでした。講談社BOX版もまた、相当な時間を割き、すべてに優先させました。社交界に出る直前の娘を寄宿学校に送り出しているような気持ちかもしれませんし、また出産に近い気持ちでもいます。
実際の本としての命を得る瞬間を、待ちたいと思います。
なお、AMAZONやネット系書店での予約についてはまだ判明しておらず、登録され次第、こちらのブログでお伝えします。
本が多くの方に出会えるよう、最善を尽くします。