ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

本文イラストは撫子凛さんと宮鼓さん

ご紹介が遅れましたが、既に書籍情報と共にお名前が出ているので、講談社BOX版『英国メイドの世界』でイラストをお描きくださっている方々をご紹介します。お二方には、各使用人の職業紹介の冒頭を飾るイラストを描いていただきました。



凛音Rinne/撫子凛さん

痛快バンク/宮鼓さん



撫子凛さんには女性使用人(各メイド、ハウスキーパー、コックなど)、宮鼓さんには男性使用人(執事やフットマン、、ガーデナーなど)をお願いしました。お二方共に純和風なテイストで主に活動されているので、ファンの方には意外な感じがするかもしれません。



撫子凛さんはヨーロッパへの留学経験があり、宮鼓さんは近代の和洋文化を好まれるなど、根底のところで本書のトーンと通じるところもあり、雰囲気ある形で仕上げていただけましたので、ご期待ください。



なお、表紙にイラストはありませんが、メイドの本でもあるので、表紙の「帯」にメイドのイラストと推薦コメントを編集の方の尽力で添えていただけました。こちらも落ち着いた雰囲気をしていて、強く目を引くと思います。本の表紙公開時か、編集部での発表後に再度取り上げたいと思います。サプライズということで。(2010/10/31注:AMAZONに、先んじてお名前が露出していました……帯が出てからこのブログではご紹介しようかと思います)