ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

帝国メイド倶楽部向け

昨日は『帝國メイド倶楽部』向けの新刊を作っていました。といっても、コミティアで盛大に余った無料配布本もあるので、作る必要は無かったのですが、やる気を出そうと、翻訳をしました。



基本的に「イベント重視」なので、新刊は作りたいなぁと思っています。今回は自分があまり整理して書いてこなかった部分を扱います。



http://spqr.sakura.ne.jp/book/index2.html



ヴィクトリア朝の暮らし 補遺 No.2 "Rule" From "MANOR HOUSE"



タイトルからわかりますように、ドキュメンタリー『MANOR HOUSE』公式サイトに掲載されている主人・使用人を縛ったRuleを翻訳しました。かなりざっくりとしたものなので、参考程度になればいいなぁという気持ちです。



英文が公開されているので、強いて翻訳する必要もないのですが、『SPQR』はネット上での存在感が希薄です。読者の方が当ホームページ(+日記)をほとんど見ていないと思いますので、その点で『MANOR HOUSE』という存在を知ってもらうためにも、このタイミングがちょうどいいかなと翻訳しました。



Ruleの後半部分はどの使用人がどんな仕事をしていたかという、既知の部分も多いので今回は割愛しました。翻訳は進めているので、そのうちネットで公開します。



他には、蓮野さんにまたカラーのイメージボードも描いてもらっている途中です。



徐々に準備は進んでいますが……公式から書類一式がまだ来ていません。今日当たりに発送と公式の掲示板に書いてあったようなので、今週中にわかるといいですね。